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東京消防庁奥多摩消防署山岳救助日原地区周辺平成26年

平成26年 山岳事故等の詳細【日原地区周辺】

川苔山で男性が熊に襲われる

9月28日(日)、単独で登山中の男性が、川苔山から鳩ノ巣駅方向へ下山途中、突然現れた熊に襲われ受傷した。

奥多摩消防署山岳救助隊は、奥多摩ヘリポートから救助ヘリに搭乗し現場へ出場した。上空から川苔山山頂を検索すると、山頂付近で登山道に倒れている男性を発見した。

山岳救助隊は航空隊と連携し、ホイスト降下により男性と接触した。観察の結果、男性は意識はあったものの、頭部から顔面にかけて受傷していたため、止血処置を実施後、担架に収容しホイスト救助により機内収容し、男性を医療機関へ搬送した。

奥多摩町では熊の目撃情報が相次いでいます。なるべく複数で賑やかに歩いたり、鈴やラジオなど音の出る物を携行するよう心掛けましょう。

写真:山岳救助活動風景  

道迷いで滑落、救助に長時間、登山は計画的に!

平成26年6月16日(月)午後鷹巣山に登った男性(42歳)が、山頂で休憩後、12時に奥多摩駅を目指し下山を開始しましたが、城山を過ぎたカラ沢の頭付近で道を誤り、石尾根から派生するネズミサス尾根に迷い込んでしまいました。途中自分の携帯電話の地図表示から誤りに気付きましたが、そのまま下山を続け、急傾斜地で木をつかんだところその木が折れて約80m滑落してしまいました。頸部と膝部の痛みが強く動けないため、携帯電話で救助を要請したものです。

事故現場付近は、急傾斜地かつ浮き石が多く落石危険が高いため、侵入する救助隊員を統制し、落石に注意しながらの活動となりました。 要救助者の位置から谷を挟んだ尾根近くにヘリコプターによる吊り上げ救助可能な地点が確認できたため、ブリッジ線を展張し、谷を渡したのちヘリコプターにより医療機関へ搬送しました。男性は頚椎の損傷が疑われたためそのまま入院となりました。 入山開始から全隊が下山完了するまでに6時間以上を要した困難性の高い救助活動でした。

道に迷ったらそのまま下山を続けることなく、必ず地図を確認し迷った地点まで引き返す習慣をつけましょう。

写真:山岳救助活動風景

雪の雲取山山頂で登山者が転倒し、重症事故発生

平成26年1月2日(木)に雲取山に入山しテント泊を予定していた男性が、テント設営後、近くの北斜面で転倒し背部を受傷。近くの奥多摩小屋に助けを求め、翌1月3日(金)に110番通報にて救助を要請しました。  奥多摩消防署山岳救助隊は、救助ヘリコプターにて雲取ヘリポートに着陸し、奥多摩小屋に避難していた要救助者と接触しました。要救助者は右胸の痛みを訴え、歩行困難な状態でした。保温シートによる保温処置を行い、担架に収容した後、積雪の登山道をヘリポートまで搬送し、ヘリコプターにより医療機関へ搬送しました。

今、雲取山では約30cm積雪があり、多くの登山者が雪景色を見に入山しています。確実な登山計画の提出と、自分の体調、装備、服装をしっかり整えて、安全に登山を楽しんでください。

写真:山岳救助活動風景

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