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東京消防庁奥多摩消防署山岳救助川井地区周辺令和2年

令和2年 山岳事故等の詳細【川井棚沢地区周辺】

川岸の斜面を滑落

令和2年6月下旬、大丹波川で釣りをしていた男性が、斜面を約12m滑落する事故が発生しました。

山岳救助隊は大丹波林道ヘリポート付近から入渓し、約50mを懸垂降下した後、先着し活動していた青梅警察署山岳救助隊のフィックス線(手がかりとなるロープ)を使用して、大丹波川の岩場に倒れている男性と接触しました。

山岳救助隊は男性をバスケット担架に収容し、川岸から斜面をロープで約20m引き上げ、後着した消防隊によりさらに斜面を約40m引き上げて林道上に救出しました。

その後、男性を救急車で大丹波ヘリポートまで搬送し、ヘリコプターにより医療機関へ搬送しました。

川沿いの道や岩などは、晴れていても濡れていることが多く、大変滑りやすく危険な場所です。川沿いを歩くときには、足元に注意して慎重に歩くよう心がけてください。

 

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