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東京消防庁

東京消防庁組織・施設消防装備>消防車両:特殊救急車

消防装備


特殊救急車

特徴

この車両は、マイクロバスをベースとした車両で、感染傷病者搬送用カプセル型ストレッチャー(アイソレータ)や重体重の傷病者に対応したメインストレッチャーを後部ドアから積載できるよう油圧式昇降装置(床下格納式リフト)を装備しています。また、特殊災害発生時に現場救護所として活用するため、電動式サイドオーニング等を装備したほか、転院搬送時等に医療機関の所有する機器の電力を確保するため、発電装置を装備しています。

特殊救急車
特殊救急車
  • 全長:6.60m
  • 全幅:2.10m
  • 全高:2.80m
  • 重量:5,000kg
  • 定員:10名
傷病者室内
傷病者室内
電動式サイドオーニング
電動式サイドオーニング
発電装置(車両固定式)
発電装置(車両固定式)
電動昇降式ストレッチャ
電動昇降式ストレッチャ
油圧式昇降装置
油圧式昇降装置

特殊救急車U型(スーパーアンビュランス)

特徴

この特殊救急車は、救急車として患者搬送を行えるほか、救護所としての機能を有した車両です。大規模災害及び多数傷病者発生時などの災害現場でボディを左右に拡張することにより、最大約40m2のフラットな床面になり、最大8床のベッド数を備えることができます。

特殊救急車U型(スーパーアンビュランス)
特殊救急車U型(スーパーアンビュランス)
  • 全長:11.30m
  • 全幅:2.50m
  • 全高:3.65m
  • 重量:18,950kg
  • 定員:10名
手術灯及び患者灯 照明は全てLED
手術灯及び患者灯 照明は全てLED
傷病者室 最大床面積40ツ以上を確保、片側でも使用可
傷病者室 最大床面積40ツ以上を確保、片側でも使用可
左前に14度のスロープを設置し、同線を確保 ユニバーサルデザインを採用し車いすユーザーに対応
左前に14度のスロープを設置し、同線を確保
ユニバーサルデザインを採用し車いすユーザーに対応
重体重対応ストレッチャ―、後部スロープは20度
重体重対応ストレッチャ―、後部スロープは20度

特殊救急車V型(陰圧型)

特徴

この特殊救急車は、新型コロナウィルス感染症のほか、様々な感染症の疑いのある傷病者を感染拡大防止し、かつ安全に搬送することを目的とした救急車です。

運転室と傷病者室の間に高気密の開閉式隔壁及び陰圧装置を設け、傷病者室内の汚染された空気を殺菌してから車外へ排出する構造とし、ラッサ車及びアイソレーターでは行うことができない搬送中での救急処置を可能としています。

また、トラックシャシの四輪駆動車を基本に広い室内空間を確保し、標準の救急車に比べ乗車定員を1名追加(最大8名)しています。体格の良い傷病者に対応した重体重のメインストレッチャー、防振性能に優れたエアサスペンション及び救急活動に必要な各種装置を搭載しています。

特殊救急車V型(陰圧型)
特殊救急車V型(陰圧型)
  • 全長:6.23m
  • 全幅:2.10m
  • 全高:2.85m
  • 重量:5,720kg
  • 定員:8名

特殊救急車(電気自動車)

特徴

この特殊救急車は、排出ガスゼロの電気自動車に架装した車両をベース車とした車両です。電動ストレッチャー及び電動引き込み式メインストレチャー固定装置、各種救急資器材固定装置等を装備するほか、飛沫感染防止対策を行った車両としています。

特殊救急車(電気自動車)
特殊救急車(電気自動車)
  • 全長:5.80m
  • 全幅:2.10m
  • 全高:2.70m
  • 重量:3,300kg
  • 定員:7名

特殊救急車(小型)

特徴

この特殊救急車は、小型バンをベースにした救急車として必要な資器材を装備した車両であり、狭隘路の多い山岳地帯に対応することを目的とした車両です。

車両後部に設けられた傷病者室にはストレッチャー、酸素吸入装置等を、車両上部にはスクープストレッチャー、バックボード、資器材収納ボックスの固定装置を装備しています。

特殊救急車(小型)
特殊救急車(小型)
  • 全長:4.20m
  • 全幅:1.70m
  • 全高:2.10m
  • 重量:1,885kg
  • 定員:5名
このページに関する問合せ先:装備部 装備課

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