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筆記試験及び実技試験(筆記試験合格者のみ)となっておりそれぞれ、つぎのような出題方法になっています。 |
【筆記試験】 <火災及び地震に関する基礎的な知識>
- 例題1
- 建築基準法施行令に定める排煙設備に関する記述で、誤っているものは次のうちどれか。
- ①
- 排煙口には、手動開放装置を設けなければならない。
- ②
- 排煙設備は、火災時に生じる煙を有効に排出することができる構造のものでなければならない。
- ③
- 電源を必要とする排煙設備には、予備電源を設けなければならない。
- 正解④
- 排煙設備の手動開放装置には、赤色の表示灯を設けなければならない。
<消防関係法令>
- 例題2
- 消防法に定める防火管理者の行う業務に該当しないものは、次のうちどれか。
- ①
- 消防計画の作成
- 正解②
- 消防用設備等の集中管理計画に関する計画の届出
- ③
- 消防の用に供する設備の点検及び整備
- ④
- 消火活動上必要な施設の点検及び整備
<自衛消防業務に関する実務>
- 例題3
- 都市ガス(13A)漏えい時の安全措置で、誤っているものは次のうちどれか。
- 正解①
- 屋内で漏えいしている時は、一般的に床面から滞留するのでその特性に応じた換気方法をとる。
- ②
- 漏えいした場合は、二次的災害防止に十分配意し活動を行う。
- ③
- 電気の火花により引火爆発するおそれがあるので、機器電源の入切は原則として禁止する。
- ④
- 漏えいしている場所に人がむやみに入らないよう自衛消防隊員を配置し監視を行う。
【実技試験】 <集合方式>
- 例題4
- 地震が発生し、エレベーターが途中階で停止してしまいました。中に閉じ込められている人がいます。
- 自衛消防隊員として確認・実施すべき事項を3つ書きなさい。
模範解答
- ①
- 停止場所の確認
- ②
- 閉じ込められた人数及びけが等の有無の確認
- ③
- エレベーター管理会社へ連絡する。
- 例題5
- AED(自動体外式除細動器)を装着して心電図を解析し、電気ショックを与えた後、ただちに何を再開すればよいか書きなさい。
模範解答
-
- 心肺蘇生(胸骨圧迫30回と人工呼吸2回)
<個別方式>
- 例題6
- 2階で火災が発生しました。この放送設備を使用して全階に火災放送を行いなさい。
模範解答
- ①
- 非常起動スイッチを押す。
- ②
- 一斉放送スイッチを押す。
- ③
- マイクを取りプレストークを押し火災放送をする。
- 「こちらは防災センターです。
只今2階で火災が発生しました。
館内の皆様は係員の指示に従って避難してください。」
- 例題7
- 自動火災報知設備の受信機内の注意灯が点滅しています。この場合どのような措置が必要か、実際に行いなさい。
- なお、この自動火災報知設備は、機械的故障がないものとします。
模範解答
- ①
- 点滅しているスイッチの確認
- ②
- 点灯・点滅しているスイッチを正常に戻す。
- 例えば地区音響一時停止注意灯が点滅していた場合は、地区音響一時停止のスイッチを解除します。
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