JRC(日本版)ガイドライン2015の公表を受け、東京消防庁では、平成28年7月1日から、新しいガイドラインに基づく応急手当の講習を開始しました。
1.両肩を軽くたたきながら声をかける![]() |
2.反応がない、又は判断に迷う場合は、大声で
|
3.呼吸を確認する![]() |
4.ふだんどおりの呼吸がない、又は判断に迷う場合
|
5.訓練を積み技術と意思がある場合は、
|
人工呼吸を行わず、胸骨圧迫続けます。
胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を繰り返して行います。
|
6 AEDが到着したら![]() |
7.電極パッドを胸に貼る![]() |
8.電気ショックの必要性は、
|
9.ショックボタンを押す![]() |
新しいガイドラインに基づき改正されたのは下の表のとおりです。
平成28年7月1日改正 |
|
救命の可能性と時間経過![]()
救命の可能性は時間とともに低下しますが、救急車が到着するまでの間、居合わせた人が応急手当を行うことにより、救命の可能性が高くなります。
|
心肺蘇生のまとめ
胸骨圧迫と人工呼吸の 組み合わせは30:2 |
応急手当の方法は、さまざまな研究や検証を重ね、原則5年に1度、より良い方法へ改正されています。新たな応急手当の方法は、それまでの方法を否定するものではありません。大切なことは、目の前に倒れている人を救うために「自分ができることを行う」ことです。 緊急の事態に遭遇したときに適切な応急手当ができるように、日頃から応急手当を学び、身につけておきましょう。 |