平成25年中の火災件数は、5,191件でした。そのうち電気に関連した火災は1,111件発生し、全体の2割以上を占めています。死者は21人で、そのうち高齢者は15人であり7割以上を占めています。
暮らしの中でよく使う電気製品の誤った使い方や、使用環境の問題で出火した事例を取り上げてみました。それぞれの火災予防のポイントを参考に、身近な電気火災を防ぎましょう。
電子レンジでは調理できない包装や容器で加熱したため、包装内部のアルミ等が電磁波によりスパークし出火しました。
- 加熱する商品の包装等に記載された説明書きで調理方法を確認しましょう。
- 電子レンジを安全に使用するために、取扱説明書を確認しましょう。
プラグをテーブルタップに差し込む際に、隣のプラグについていたアース線を挟み込んでしまい出火しました。
コンセント内部の受刃が緩んだ状態でプラグを差し込んだため、コンセント内部の受刃とプラグの間で電気が流れにくくなり、加熱し出火しました。
- テーブルタップやコンセント周りは整理し、プラグを差し込む際は、アース線などの挟み込みに十分注意しましょう。
- プラグやコンセントは、表示された電気容量以内で使用し、汚れやホコリの溜まり、その他の異常がないか定期的に確認しましょう。
- コードを踏みつけたり、束ねたままで使用しないようにしましょう。
うれしいね 防火で笑顔の 人と町 |
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(平成26年度東京消防庁防火標語作者 入月 千代子さん (世田谷区在住)) |