このページの本文へ移動
東京消防庁ライブラリー消防雑学辞典

このページは、新 消防雑学事典 二訂版(平成13年2月28日(財)東京連合防火協会発行)を引用しています。
最新の情報ではありませんので、あらかじめご了承ください。


消防雑学事典
消防活動二輪車(クイックアタッカー)の誕生
平成9年12月22日東京消防庁では、阪神・淡路大震災の教訓から震災時の情報収集通信連絡および指揮支援等の活用をはじめ、高速道路や山間地域の火災や救助・救急活動に対応するためオフロードタイプの消防活動二輪車(クイックアタッカー)の運用を始めました。

消防活動二輪車と隊員
  消防活動二輪車と隊員
平常時は、消防活動二輪車二台と水槽付ポンプ車が連携して活動し、二輪車は、その機動性を活かして高速道路や山間部などの火災及び救助・救急現場にいち早く先行し積載してある可搬式消火器具(インパルス銃)や救助・救急資器材を活用し、初期消火、救助・救急活動などを行うものです。

消防活動二輪車I型とII型
消防活動二輪車I型とII型 
消防活動二輪車の特徴は、朱色塗装するとともに赤色警光灯・電子サイレンを装備し、緊急自動車として運用するとともに、I型(1号車)には、可搬式消火器具(インパルス銃)、II型(2号車)には、簡易救助器具、消火器、応急救護資器材等を装備している。

消防活動二輪車の「クイックアタッカー」とは、火災、救助、救急等の災害に素早く立ち向かい、敏速な消防活動を行うということから名付けられたものです。




戻る