平成7年1月17日午前5時46分ごろ、兵庫県淡路 島北部を震源とするマグニチュード7.2、最大震度7
の地震が阪神・淡路地区を直撃し甚大な被害をもたらし、 日本全国に改めて地震の恐ろしさを見せた、いわゆる「阪 神・淡路大震災」が発生しました。

消防救助機動部隊 |
平成8年12月17日東京消防庁では、この阪神・淡 路大震災の教訓から都市機能がマヒするほどの甚大な震 災や複雑・特異な災害発生時に通常の消防力では対応が
困難な災害に迅速に対処するため、特殊な技術・能力を 備え今まで以上の機動力を持った新しい部隊「消防救助 機動部隊」を創設しました。
この消防救助機動部隊は、平成7年9月の災害対策基 本法の一部改正に基づきブルドーザーなどの道路啓開用 重機による活動とともにパワーショベルなどの救助用重 機、震災対策用救助車、市街地大火に対処するため遠距
離大量送水装備、大型水槽車などを配備するとともに、 震災時以外の化学災害・航空機災害など大規模・特殊災 害に対応する車両も配備し、救助・消火・救急活動を同
時に行える部隊として発足したものです。
また、消防組織法に基づき、国内の大規模災害発生時 における消防の広域応援を行う「緊急消防援助隊」とし て運用するとともに、航空機等に積載できる震災対策用
救助車も配備した部隊です。
訓練中の消防救助機動部隊
 |
現在では、特別区と多摩地区の災害に迅速に対応する ため第二消防方面本部の「第二消防方面本部消防救助機 動部隊」と第八消防方面本部の「第八消防方面本部消防
救助機動部隊」の二隊を配備しました。
なお、消防救助機動部隊は、大災害だけでなく高層ビ
ル・地下街の災害、航空機災害、船舶災害、土砂崩れ、
水害などへの対応として、消防署所の消防部隊と連携し
て、重機等をはじめ高度救助資器材を活用した消防活動
はもちろんヘリコプターと連携した探索・救助・救命の
一連の消防活動も行っています。
|