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鳴りますか?住宅用火災警報器

住宅用火災警報器はなぜ必要なの?

あなた自身はもちろん、大切な家族の命を住宅火災から守るためです。
また、火災を早期に発見することで、初期消火や通報等の行動が早まり、近隣への延焼被害も軽減します。

■ 火災による死者の9割以上が住宅火災による死者です。

火災による死者数(令和4年)
火災による死者数(令和4年)
火災による死者数(令和3年)

■ 住宅火災において、住宅用火災警報器等(自動火災報知設備等を含む。)が未設置の住宅と設置の住宅を比較すると、火災発生時の死者数や被害が大きく異なります。

住宅火災100件あたりの死者発生火災件数を比べると、住宅用火災警報器等の未設置住宅が9.5件であるのに対し、設置住宅は約4分の1の2.2件となっています。

住宅用火災警報器等設置有無別の住宅火災100件あたりの死者発生火災件数(令和4年) グラフ 住宅用火災警報器等設置有無別の住宅火災100件あたりの死者発生火災件数(令和4年)

住宅火災1件あたりの平均焼損床面積を比べると、住宅用火災警報器等の未設置住宅が20.2㎡であるのに対し、設置住宅は約5分の1の4.4㎡となっています。

住宅用火災警報器等設置有無別の住宅火災1件あたりの平均焼損床面積(令和4年) グラフ 住宅用火災警報器等設置有無別の住宅火災1件あたりの平均焼損床面積(令和4年)

住宅火災1件あたりの平均損害額を比べると、住宅用火災警報器等の未設置住宅が383万円であるのに対し、設置住宅は約4分の1の83万円となっています。

住宅用火災警報器等設置有無別の住宅火災1件あたりの平均損害額(令和4年) グラフ 住宅用火災警報器等設置有無別の住宅火災1件あたりの平均損害額(令和4年)

■ 住宅火災の出火箇所のうち、「居室等」及び「台所・キッチン等」を合わせると、全体の約8割を占めています。

出火箇所別の住宅火災件数(令和4年)                   総数1.606 出火箇所別の住宅火災件数(令和4年)

住宅用火災警報器はすべての居室・台所、階段に設置しましょう!