当庁管轄内において、7〜8月に2箇所において直管LEDランプに関連する火災が発生しました。
いずれも直管LEDランプと蛍光灯照明器具の組合せを誤って設置したため、出火したものです。
組合せが違う状態で使用を続けると、内部の部品に過電圧がかかることや、高周波や過電流が流れ込むことで、部品が過熱し出火することがあります。昨今、直管LEDランプが普及し、誰もが手軽に交換できることから、類似火災の増加が懸念されます。
直管LEDランプを交換する際、蛍光灯照明器具と適合するランプであるかをよく確認してから設置してください。
⑴ 事例1
⑵ 事例2
各事例とも、交換実施者は蛍光灯照明器具及びランプの始動方式を十分に確認できていなかったため、誤った組合せで設置してしまいました。
同種事案についての日本照明工業会からの注意喚起が、下記HPに記載されていますので、こちらもご参照ください。
交換予定の直管LEDランプが交換前のランプと同じ表示でした。
とりあえず設置してみて異常なく点灯しました。
基板が灰化するほど受熱しています。