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住宅の窓・ベランダから子供が墜落する事故に注意!

東京消防庁管内1)で、平成24年から平成28年2)までの5年間に、5歳以下の子供108人が、住宅等の窓やベランダ3)からの墜落により医療機関に救急搬送されています。

高所からの墜落は、生命に危険を及ぼす可能性が高く、十分注意が必要です。

1)東京都のうち、稲城市、島しょ地区を除く地域

2)平成28年は暫定値

3)1階を除く、天窓を除く

こんな事故が起きています

【事例1】
2階居室内にて長男と一緒にベッド脇にある窓枠からベッドに向かって飛び降りる遊びをしていたところ、誤って窓枠から網戸ごと地上へ墜落した。
(2歳 女児 重症)
【事例2】
共同住宅7階にて母親がトイレから部屋に戻ったところ、ベッド脇の窓が開いており、手すりの外につかまっている息子を発見、その直後墜落した。
(2歳 男児 中等症)
【事例3】
自宅3階ベランダにてエアコン室外機に上って遊んでいたところ、誤ってベランダの手すりを乗り越えて墜落した。
(5歳 女児 中等症)

住宅等の窓やベランダからの墜落を防ぐために

  • 窓際やベランダには、子供が上れるようなものを置かないようにしましょう。
  • 〇 エアコンの室外機、植木鉢などを置く場所にも注意しましょう。
  • 〇 ベランダへの出入口の窓などには、鍵を二重に設ける等の措置を講じましょう。

子供は日々成長し、行動範囲が広がっていきます。昨日上れなかった場所に今日は上っているかもしれません。

1 年別救急搬送人員(0歳から5歳)

平成24年から平成28年の5年間で、墜落事故により108人が救急搬送されています(図1)。 

図1 年別救急搬送人員
図1 年別救急搬送人員

2 月別救急搬送人員

月別では、5月が最も多く、次いで6月、7月、9月に多く発生しています(図2)。

図2 月別救急搬送人員
図2 月別救急搬送人員

3 年齢別救急搬送人員

年齢別では、1歳から4歳が特に多く搬送されています。また、“ベランダ”よりも“窓”から墜落する事故が多く発生しています。(図3)。

図3 年齢別救急搬送人員
図3 年齢別救急搬送人員

4 初診時程度別救急搬送人員

初診時程度別では、入院が必要とされる中等症以上の割合が8割を超えており、生命の危険が強いとされる重症以上も4割以上となっています(図4)。

図4 初診時程度別救急搬送人員
図4 初診時程度別救急搬送人員
軽  症:
軽易で入院を要しないもの
中等症:
生命の危険はないが入院を要するもの
重  症:
生命の危険が強いと認められたもの
重  篤:
生命の危険が切迫しているもの
死  亡:
初診時死亡が確認されたもの

5 発生階別初診時程度

子供が墜落した事故の発生階を見てみると、2階からの墜落でも、18人が、生命の危険が強いとされる重症、重篤と診断されています(表)。

表 墜落事故の発生階別初診時程度(人)
表 墜落事故の発生階別初診時程度(人)

※1 1件は、3階から2階の陸屋根部分に墜落したもの
※2 1件は、4階ベランダから2階ベランダへ墜落したもの
※3 7階ベランダから6階の陸屋根部分に墜落したもの

窓際やベランダには上れるようなものは置かないで!