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住宅等の窓・ベランダから子どもが墜落する事故に注意!

東京消防庁管内1)で、平成26年から平成30年2)までの5年間に、5歳以下の子供90人が、住宅等の窓やベランダ3)からの墜落により医療機関に救急搬送されています。

高所からの墜落は、生命に危険を及ぼす可能性が高く、十分注意が必要です。

1)東京都のうち、稲城市、島しょ地区を除く地域

2)平成30年の数値は暫定値

3)1階を除く、天窓を除く

こんな事故が起きています

【事例1】
自宅3階リビング内でソファの背に乗り、開いたままの窓から外を見ていたところ、誤って3階から地上部分に墜落したもの。
(1歳 軽症)
【事例2】
自宅マンション5階の居室内にて兄弟で遊んでいたところ、誤って窓から地上部分へ墜落したもの。
(4歳 重篤)
【事例3】
自宅3階ベランダにてエアコン室外機に上って遊んでいたところ、誤ってベランダの手すりを乗り越えて墜落した。
(5歳 中等症)

住宅等の窓やベランダからの墜落を防ぐために

  • 窓際やベランダには、子供が上れるようなものを置かないようにしましょう。
  • 〇 エアコンの室外機、植木鉢などを置く場所にも注意しましょう。
  • 〇 ベランダへの出入口の窓などには、鍵を二重に設ける等の措置を講じましょう。

子供は日々成長し、行動範囲が広がっていきます。昨日上れなかった場所に今日は上っているかもしれません。

1 年別救急搬送人員(0歳から5歳)

平成25年から平成30年の5年間で、墜落事故により90人が救急搬送されています(図1)。

図1 年別救急搬送人員
図1 年別救急搬送人員

2 月別救急搬送人員

月別では、5月が最も多く、次いで9月と10月に多く発生しています(図2)。

図2 月別救急搬送人員
図2 月別救急搬送人員

3 年齢別救急搬送人員

年齢別では、4歳が最も救急搬送されています。また、いずれの年齢でも“ベランダ”よりも“窓”から墜落する事故が多く発生しています(図3)。

図3 年齢別救急搬送人員
図3 年齢別救急搬送人員

4 初診時程度別救急搬送人員

初診時程度別では、入院が必要とされる中等症以上の割合が8割を超えており、生命の危険が強いとされる重症以上が約4割となっています(図4)。

図4 初診時程度別救急搬送人員
図4 初診時程度別救急搬送人員
死 亡:
初診時死亡が確認されたもの
重 篤:
生命の危険が切迫しているもの
中等症:
生命の危険はないが入院を要するもの
重 症:
生命の危険が強いと認められたもの
軽 症:
軽易で入院を要しないもの

5 発生階別初診時程度

子どもが墜落した事故の発生階を見てみると、2階からの墜落でも13人が生命の危険が強いとされる重症以上と診断されています(表)。

表 墜落事故の発生階別初診時程度(人)
表 墜落事故の発生階別初診時程度(人)

※1 うち1件は3階から2階へ落下したもの。
※2 うち1件は4階から3階へ落下したもの。
   うち1件は4階から2階へ落下したもの。

窓際やベランダには上れるようなものは置かないで!