このページの本文へ移動
東京消防庁>安全・安心 >日常生活における事故情報 >歩きスマホ等に係る事故に注意!

タイトル画像:歩きスマホ等に係る事故に注意!

1 年別救急搬送人員

東京消防庁管内※1では平成25年から平成29年までの過去5年間で“歩きながら”“自転車に乗りながら”などの歩きスマホ等に係る事故により、199人が救急搬送されています。平成29年は32人が救急搬送されております(図1)。

グラフ画像:図1 年別救急搬送人員

図1 年別救急搬送人員

画像:歩きスマホ等に係る事故

2 年齢区分別救急搬送人員

年齢区分別の救急搬送人員では、30歳代と40歳代が38人と最も多く、全体的に見ると20歳代から40歳代の救急搬送が多くなっています(図2)。

グラフ画像:図2 年齢区分別救急搬送人員

図2 年齢区分別救急搬送人員

  1. ※1 東京都のうち稲城市、島しょ地区を除く地域

3 事故種別ごとの救急搬送人員

事故種別ごとの救急搬送人員では、“人”“モノ”“自転車”などに「ぶつかる」事故が88人と最も多く、全体の4割以上を占めています。次いで「ころぶ」が62人、「落ちる」が44人となっています(図3)。

グラフ画像:図3 事故種別ごとの救急搬送人員

図3 事故種別ごとの救急搬送人員

4 初診時程度別救急搬送人員

初診時程度別にみると、全体の約8割が軽症でしたが、43人が入院の必要があるとされる中等症以上と診断されています(図4)。

グラフ画像:図4 初診時程度別救急搬送人員

図4 初診時程度別救急搬送人員

5 場所別救急搬送人員

場所別の救急搬送人員では、「道路・交通施設」が157人と最も多く全体の約8割を占めており、その中でも“駅”での事故により45人が救急搬送されています(図5)。

45人の内訳をみると、“階段”で転倒、転落する事故と重大事故につながる恐れのある“ホームから転落”する事故が最も多くなっています(図6)。

画像:図5 場所別救急搬送人員

図5 場所別救急搬送人員

図6 道路・交通施設での事故による救急搬送

6 発生時動作別救急搬送人員

発生時動作別の救急搬送人員では、“操作しながら”が84人と最も多く全体の約4割を占めており、次いで“画面を見ながら”が51人、となっています(図7)。

また、その内訳をみると、歩行中に“操作しながら”“画面を見ながら”の事故が全体の約7割を占めています(表1)。

グラフ画像:図7 発生時動作別救急搬送人員

図7 発生時動作別救急搬送人員

表1 発生時動作別救急搬送人員の内訳

画像:表1 発生時動作別救急搬送人員の内訳

7 事故事例

ぶつかった事例

飲酒後帰宅途中に携帯電話を操作しながら足早に歩行していて、柱に衝突して受傷した。

【30代 軽症】

スマートフォンを見ながら信号機のない道路を横断しようとしたところ、走ってきた乗用車と接触し受傷した。

【30代 軽症】

ころんだ事例

携帯を見ながら歩いていてマンション前の階段で転倒し背部を受傷した。

【30代 軽症】

路上で歩きながらスマートフォンを操作していた際、路上の段差に躓いて転倒し右肩を受傷した。

【30代 軽症】

落ちた事例

屋外階段をスマートフォンを見ながら降りていたところ、足を滑らせ6、7段の高さから転落し右足部を受傷した。

【40代 軽症】

画像:落ちた事例

駅ホームから転落した事例

駅ホーム内でスマートフォンを操作しながら歩行中に誤って軌道敷へ転落し、脇腹を受傷した。

【40代 軽症】

画像:スマートフォンを使用しながらホームを歩行中、誤って軌道敷に転落

自転車で走行中に受傷した事例

自転車で携帯電話を操作しながら交差点を右折しようとしたが、バランスを崩して左側へ転落し受傷した。

【20代 軽症】

画像:携帯電話を操作しながら自転車で走行

相手が操作していた事例

歩道を歩行中に前からスマートフォンを操作しながら歩いてきた歩行者とぶつかって転倒し受傷した。

【80代 軽症】

     

歩道を歩行中にスマートフォンを操作しながら運転していた自転車に追突され転倒し、両膝を受傷した。

【20代 軽症】

事故を防ぐために
  • 歩行中に携帯電話やスマートフォン等を操作したり、画面を見ることは、周りが見えなくなり大変危険です。立ち止まって安全な場所で行いましょう。また、自転車を運転中の携帯電話の使用は禁止されています。
    自分自身がけがをするだけでなく、周囲の人にけがを負わせることもありますので注意しましょう。
  • 携帯電話やスマートフォン等を使用しながら歩いている人や、自転車に乗っている人と接触し受傷する事故も多く発生しています。駅などの人混みや、夜道などの見通しが悪い場所では特に気をつけましょう。

東京都道路交通規則第8条

「自転車を運転するときは、携帯電話用装置を手で保持して通話し、又は画像表示用装置に表示された画像を注視しないこと。」
【罰則】5万円以下の罰金

※ 東京都道路交通規則が一部改正され平成21年7月1日に施行されました。