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タイトル:掃除中の事故に注意!

東京消防庁管内※1では、平成25年から平成29年までの5年間に掃除中の事故により3,772人が救急搬送※2されています。

掃除中の事故は、大掃除をすることが多い12月に多く発生しています。また、救急搬送される方の多くは60歳以上となっています。

事故防止のポイントを守って安全な作業を心がけましょう。

※1 東京都のうち稲城市、島しょ地区を除く地域
※2 労働中の事故も含みます。

事故防止のポイント

1

高い所を掃除する際は、安定した足場を選びましょう。また、降りる際はバランスを崩したり、足を踏み外さないよう十分注意しましょう。

2

滑りやすい場所で掃除をする際には転倒に注意し、足場が濡れている場合などは事前に拭くなどの処理しましょう。

3

年齢や個々の体力を勘案し、無理な作業は控えましょう。

4

機器類を掃除、メンテナンスする際には怪我を防止するために手袋を着用しましょう。

5

洗剤の混合使用による有毒ガス事故も発生しています!洗剤を使用する際は、以下の点に注意しましょう。

種類の違う洗剤を一緒に使用しない。
塩素系洗剤と酸性洗剤を一緒に使用すると有毒なガスが発生することがあります。また、違う洗剤が混ざらないよう、前に使用した洗剤をしっかりと洗い流してください。

洗剤を別の容器に移し替えない。
アルミ缶など金属製の容器は、洗剤と容器が化学反応を起こし容器が破裂したり溶けることがあります。

使う前に容器に書かれている注意事項を確認する。
洗剤の容器に書かれている注意事項などを必ず確認しましょう。

1 年別の救急搬送状況

過去5年間に3,772人が掃除中の事故により救急搬送されており、毎年700人以上が救急搬送されています(図1)。

画像:図1 年別救急搬送人員

        

図1 年別救急搬送人員

2 月別の救急搬送状況

過去5年間の月別の救急搬送人員では、大掃除をすることが多い12月に多くの人が救急搬送されています(図2)。

画像:図2 月別救急搬送人員(過去5年間)

図2 月別救急搬送人員(過去5年間)

3 過去5年間の初診時程度別の救急搬送人員

医療機関搬送時の初診時程度では、約4割が入院の必要があるとされる中等症以上と診断されています。また、97人が生命の危険がある重症以上と診断されています(図3)。

画像:図3 初診時程度別救急搬送人員(過去5年間)

    

図3 初診時程度別救急搬送人員

4 過去5年間における年代別の救急搬送人員

過去5年間における年代別の救急搬送人員では、60歳代及び70歳代が多く、1,560人と全体の4割以上を占めています(図4)。

画像:図4 年代別の救急搬送人員(過去5年間)

図4 年代別の救急搬送人員(過去5年間)

5 過去5年間における事故種別ごとの救急搬送人員

過去5年間に掃除中の事故により救急搬送された3,772人がどのような事故により救急搬送されているのかをみてみると、「ころぶ」事故が最も多く約4割で、次いで「落ちる」事故が約3割となっています。この2つの事故が全体の約7割以上を占めています(図5)。

画像:図5 事故種別ごとの割合(過去5年間)

図5 事故種別ごとの割合(過去5年間)

また、平成29年度中の「ころぶ」事故の発生場所をみると、「居室・寝室」での転倒が多く発生しています(図6)。

画像:図6 「ころぶ」事故の発生場所上位10位(過去5年間)

図6 平成29年度中「ころぶ」事故の発生場所上位10位(過去5年間)

平成29年度中「落ちる」事故の事故原因をみると「階段」や「脚立・踏み台・足場」、「椅子」からの転落事故が多く発生しています(図7)。

画像:図7 「落ちる」事故の事故原因上位10位(過去5年間)

図7 「落ちる」事故の事故原因上位10位(過去5年間)

6 掃除中の事故事例

自宅でトイレ掃除中に、かがんだ際に前のめりに転倒し頭頂部を受傷した
(80代 中等症)

自宅居室内でエアコンの掃除をしようと段差にのぼった際にバランスを崩して転落し、右手首と腰部を受傷した。
(70代 中等症)

浴室内を塩素系の洗剤で清掃していたところ、吐き気を催した。
(40代 中等症)

自宅内で掃除中に掃除機のコードに引っかかって転倒し、右大腿部を受傷した。
(60代 中等症)

自宅2階ベランダの掃除中にバランスを崩し1階の庭へ背中から転落し受傷した。
(70代 重症)

このページに関するお問い合わせ
防災部 防災安全課 防災安全係
電話:03-3212-2111(代) 内線4206〜4207