このページの本文へ移動
東京消防庁 >安全・安心 >トピックス >住宅防火10の心得 >6 コンセントの掃除を心掛けましょう。

6、コンセントの掃除を心掛けましょう。

電気コード

電気コード

差し込みプラグ・コンセント

差し込みプラグ・コンセント

主な電気関係を出火原因とする住宅火災件数(平成22年〜平成26年 出火の経過別件数)

電気コードを出火原因とする住宅火災は、平成22年から平成26年までの5年間で169件発生しており、出火の経過は、「電線の短絡(ショート)」「半断線による発熱」の順に多くなっています。また差し込みプラグ及びコンセントを出火原因とするものは333件で、出火の経過は、「接触部の過熱」「トラッキング」の順に多くなっています。電気コード、プラグ、コンセントは、家具等の下敷きになっていないか、接続部が緩んだり折れ曲がったりしていないか、ほこりがたまっていないか等を定期的に点検しましょう。

トラッキング現象とは・・・コンセントに差したプラグの差し刃間についたほこりが、湿気を帯び小さなスパークを繰り返し、差し刃間に電気回路が形成され出火する現象のこと。

注目!

  • ほこりがたまらないように、特に隠れているところに注意し定期的に掃除する。
  • 差し込みプラグを抜くときは、コードではなくプラグ本体を持って抜く。
  • コードの折れ曲がり、家具等の下敷きに注意する。束ねての使用はしない。
  • テーブルタップは、決められた容量内で使用する。
  • 外出時や就寝時などは、使わないプラグはコンセントから抜いておく。