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電車のドア、戸袋へのはさまれ事故に注意!


東京消防庁管内では※1、平成25年から平成29年※2までの5年間に、電車のドア、戸袋に体の一部がはさまれる事故で398人が救急搬送されています。指や腕の骨折などに至る場合もあり、注意が必要です。


  1. ※1 東京都のうち稲城市、島しょ地区を除く地域
  2. ※2 平成29年の数値は暫定値
事故防止のために

◆ 子供が電車の戸袋にはさまれないために

電車のドアが開く際に、子供の手や腕、足などがドアに触れることがないように十分注意しましょう。


保護者が抱っこしている時に、子供の手や足が戸袋に引き込まれる事故も発生しています。骨折などの大きなケガにつながる場合もあります。


◆ ドアとドアの間へのはさまれ事故

ラッシュ時など混雑する時間帯に事故が多く発生しています。発車間際の駆け込み乗車や降車はしないようにし、時間に余裕を持った行動を心がけましょう。

1 年別救急搬送人員

平成25年から平成29年の5年間に398人が救急搬送されており、平成29年は最多の89人が救急搬送されています(図1)。

図1 年別救急搬送人員

図1 年別救急搬送人員

2 年齢区分別搬送人員

年齢区分別にみると、0歳から5歳までの乳幼児が最も多く
搬送されています。乳幼児は、「戸袋」へのはさまれが圧倒
的に多くなっています(図2)。

図2 年齢区分別救急搬送人員

図2 年齢区分別救急搬送人員

3 5歳以下の救急搬送人員

5歳以下の内訳をみると1歳児と2歳児が多く搬送されています(図3)。

図3 5歳以下の救急搬送人員

図3 5歳以下の救急搬送人員

4 はさまれた部分

はさまれた部分は、「戸袋」が67.3%、「ドア」が32.7%となっています(図4)。

図4 はさまれた箇所別の救急搬送人員

図4 はさまれた箇所別の救急搬送人員

5 月別救急搬送人員

月別では、7月が最も多く、続いて8月となっています(図5)。

図5 月別救急搬送人員

図5 月別救急搬送人員

6 時間帯及び曜日別の救急搬送人員

時間帯でみると8時から11時、16時から19時が多くなっています。また、土日については12時から15時の日中でも多く救急搬送されています(図6)。

図6 時間帯別救急搬送人員

図6 時間帯別救急搬送人員

7 初診時程度別救急搬送人員

初診時程度別にみるとほとんどが軽症ですが、8.3%が入院を要する中等症と診断されています(図7)。

図7 初診時程度別救急搬送人員

図7 初診時程度別救急搬送人員

軽症 軽易で入院を要しないもの
中等症 生命の危険はないが入院を要するもの

8 負傷した体の部位

電車のドアや戸袋へのはさまれは、手指や腕・肩を受傷する場合が多く発生しています(図8)。


図8 負傷した体の部位

図8 負傷した体の部位

9 事故事例

戸袋

【事例1】

乗車中に電車ドアを触っていたところ、ドアが開き、左腕が戸袋にはさまれ受傷した。(平成29年10月 1歳 男児 中等症)

【事例2】

電車のドアが開いた際に、ベビーカーに乗っていた子どもの左足が戸袋に引き込まれ受傷した。(平成28年8月 1歳 女児 中等症)

【事例3】

娘を抱きながら電車から降りようとした際に、娘の左手が開いたドアの戸袋にはさまって受傷した。(平成27年4月 2歳 女児 中等症)

ドア

【事例4】

ドアの上枠につかまって電車内に入ろうとしたところドアが閉まったため、右手の指がドアとドア枠の間にはさまって受傷した。
(平成29年11月 47歳 男 軽症)

【事例5】

電車から降りようとしたところ、ドアが閉まり頭部をはさまれ受傷した。(平成28年4月 46歳 女 軽症)