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積雪や凍結路面に係る救急事故に注意! 積雪や凍結路面に係る救急事故に注意!

東京消防庁管内1)では平成25年12月から平成26年3月2)までに、積雪や凍結路面に係る救急事故で738人が救急搬送されました。足元に十分注意し、事故を防ぎましょう。

1)東京都のうち稲城市、島しょ地区を除く地域
2)平成26年は暫定値

積雪や凍結路面での救急事故を防ぐために

1 積雪や凍結路面に係る救急搬送人員

平成25年12月から平成26年3月は、過去3年間で、救急搬送人員が最も多くなりました(図1)。

図1 積雪や凍結路面に係る救急搬送人員

図1 積雪や凍結路面に係る救急搬送人員

2 月別の発生状況

月別では、2月に救急搬送人員が最も多くなり ました(表1)。

表1 月別の救急搬送人員(人)
平成23年12月から
平成24年3月
平成24年12月から
平成25年3月
平成25年12月から
平成26年3月
12月 4 0 9
1月 147 585 9
2月 20 9 713
3月 2 0 7
合計 173 594 738

3 気象状況との関係

救急搬送人員の最も多かった平成26年2月について、気象状況3)と救急搬送人員の関係をみると、8日、14日、15日に降雪があり、2月だけで713人が搬送されました。例年、降雪のあった翌日に最も多く搬送されますが、平成26年2月は、降雪の翌日が土曜日や日曜日であったため、降雪日より多くはなりませんでした(図2)。

図2 気象状況と救急搬送人員(平成26年2月)

図2 気象状況と救急搬送人員(平成26年2月)

3)気象庁の気象統計情報の東京で観測・測定した数値を使用

4 時間帯別の発生状況

平成25年12月から平成26年3月までの救急搬送人員738人を時間帯別にみると、64歳以下では6時台から8時台の時間帯に多く発生しています。高齢者では、9時台に多く発生しています(図3)。

図3 時間帯別発生状況

図3 時間帯別発生状況

5 年齢層別の発生状況

年齢層(5歳単位)別にみると、65歳から69歳が最も多く搬送されています(図4)。

図4 年齢層別発生状況

図4 年齢層別発生状況

6 初診時程度

初診時程度をみると、約半数が中等症以上と診断されました(図5)。

図5 初診時程度別割合

図5 初診時程度別割合

【初診時程度】
軽 症 入院を要しないもの
中等症 生命の危機はないが入院を要するもの
重 症 生命の危機が強いと認められたもの
重 篤 生命の危機が切迫しているもの

7 事故事例

カーポートの雪おろし中に受傷

自宅のカーポート(高さ約3メートル)の屋根に乗って雪おろしをしていた際に、塩ビ板を踏み抜き、地上に墜落し受傷した。
(73歳男性 重症)


カーポートの屋根に積もっている雪をとろうと、屋根に上って雪下ろしをしていたところ屋根が壊れ、約2m転落し動けなくなっているのを近所の人が発見して救急要請した。
(80歳男性 中等症)

通勤途上に転倒

通勤途上、凍った路面で足を滑らせ転倒、足部を受傷した。
(55歳男性 重症)

散歩中に転倒

7時15分ごろ、散歩中に凍結している路面でバランスを崩して後ろ向きに転倒し後頭部を打撲受傷した。それを目撃した通行人からの救急要請。
(81歳男性 重症)


6時30分頃、犬の散歩中に積雪に滑って転倒した際に左手を地面につき受傷した。
(59歳女性 中等症)