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電気ストーブ等の火災に注意しましょう!

冬の季節は、ストーブ等の暖房器具による火災に注意が必要です。

近年、ストーブが出火原因の住宅火災の中でも、電気ストーブ等を出火原因とする住宅火災が多発しています。電気ストーブ等は、灯油等の燃料がいらず手軽で安全にみえますが、適切に使用しなければ火災の原因となります。

過去5年間(平成22年〜平成26年)のストーブが出火原因の住宅火災は、658件発生しており、そのうちの487件が電気ストーブ等を出火原因とし、74%を占めています。

* 電気ストーブ等とは、電気ストーブ、カーボンヒーター、ハロゲンヒーター、温風機をいいます。

電気ストーブ等から発生した火災の傾向(平成22年〜平成26年)

■ 着火物別にみると、寝具類・座布団が全体の4割以上を占めており、衣類、その他の繊維製品と続いています。

図1 着火物別の電気ストーブ等を出火原因とする住宅火災件数(平成22年〜平成26年)

図1 着火物別の電気ストーブ等を出火原因とする住宅火災件数(平成22年〜平成26年)

■ 火災の出火時間帯別にみると、0時から9時の夜中から朝にかけての時間帯に多く発生しており、その中でも3時から6時が最も多くなっています。(出火時間不明の31件を除く)

図2 出火時間帯別の電気ストーブ等を出火原因とする住宅火災件数(平成22年〜平成26年)

図2 出火時間帯別の電気ストーブ等を出火原因とする
住宅火災件数(平成22年〜平成26年)