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東京消防庁管内 1)では日常生活を送るなかで年間約11万人がさまざまなけがをしています。そこで東京消防庁では、繰り返し発生し、一向に減ることがない日常生活事故の防止のために、平成18年から平成22年の5年間に日常生活事故 2)により救急搬送された539,136人の事故状況を分析し報告書としてまとめました。
日常生活事故で年間約11万人が救急搬送されています。これは約5分に1人が救急搬送されていることになります(図1)。
場所別にみると、住宅等居住場所が最も多く267,251人で約50%となっており、次いで道路・交通施設151,056人で28%となっています。最も身近な場所である部屋の中で事故が多く発生しています(図2)。
年齢別にみると、1歳が最も多く救急搬送されています。また60歳以上の年齢でも多く救急搬送されていることがわかります。人口百人当たりの救急搬送人員を見ても1歳と60歳以上が高くなっており、特に70歳を超えたあたりから急激に高くなっています(図3)。
日常生活中の事故では、軽症と診断された人が約7割と大半を占めていますが、約4人に1人が入院を必要とする中等症以上の診断を受けています(図4)。
すべての年齢層において、「ころぶ」と「おちる」が高い割合を占めています。特に60歳くらいからはころぶが60%を超えています(図5)。
また「ころぶ」と「おちる」以外の事故を100%とした場合には、0から4歳では「ものがつまる・ものが入る」と「やけど」が高い割合となっています。5から19歳くらいまでは「ぶつかる」事故がほかの年齢層にくらべて高い割合をしめています。20歳から65歳くらいまででは「切る・刺さる」と「はさまれる」が多いことがわかります。高齢者は「ものがつまる・ものが入る」と「おぼれ」が突出していています(図6)。
そこで東京消防庁では、繰り返し発生し、一向に減ることがない日常生活事故の防止のために、539,136人の事故状況を分析し報告書をまとめました。報告書では事故種別ごとに「いつ・どこで・誰が・何で」受傷しているのかや、事故事例や事故防止のポイントをあげています。
