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子どもの浴槽での溺水による救急事故

 東京消防庁管内では、平成18年1月1日から平成20年12月31日までの3年間に、浴槽で溺れた10歳未満の子どもの救急事故で92人(平成20年中は速報値)が医療機関に搬送されています。


○初診時程度別発生人数

  軽症 中等症 重症 重篤 死亡 合 計
0歳 15人 10人 4人 3人 1人 33人
1歳 14人 9人 9人 5人 - 37人
2歳 3人 2人 2人 2人 - 9人
3歳 1人 - - 2人 - 3人
4歳 - - 1人 - - 1人
5歳 - 4人 - 1人 - 5人
6歳 - 2人 - - - 2人
7歳 - - - 1人 - 1人
8歳 - - - 1人 - 1人
9歳 - - - - - -
合 計 33人 27人 16人 15人 1人 92人
(凡例)
  • 軽症 入院の必要がないもの
  • 中等症 生命の危険はないが、入院の必要があるもの
  • 重症 生命の危険があるもの
  • 重篤 生命の危険が切迫しているもの
【分析】0歳児と1歳児で、約76%を占めており、中等症以上 となる割合が約64%に達しています。
キュータ

○月別発生人数

月別 1・2 3・4 5・6 7・8 9・10 11・12 合 計
人数 17人 19人 10人 16人 16人 14人 92人
【分析】年間を通じて、いずれの時季にも発生しています。

○事故発生時の状況別人数

入浴中、保護者等がその場を離れる 保護者等と一緒にいて溺れる 保護者等が知らないうちに溺れる 浮き輪を使用して入浴中に溺れる 不明 合 計
0歳 6人 7人 1人 6人 13人 33人
1歳 11人 6人 8人 1人 11人 37人
2歳 2人 4人 - - 3人 9人
3歳 2人 - - - 1人 3人
4歳 - 1人 - - - 1人
5歳 4人 - - - 1人 5人
6歳 - 2人 - - - 2人
7歳 - 1人 - - - 1人
8歳 - - - - 1人 1人
合 計 25人 21人 9人 7人 30人 92人
【分析】 事故発生時の状況が明らかなものでは、「入浴中、保護者等がその場を離れる」が最も多く、
次いで「保護者等と一緒にいて溺れる」の順になっています。

○こんな事故が発生しています

(1)  平成18年4月、浴槽の蓋上に子どもを置いたまま、洗濯物を干して戻ってみると、浴槽内に浮いていた(0歳女児・重篤)。
(2)  平成18年4月、女児を浮き輪に乗せ、上の2人の子どもを洗っている間に、女児が沈んでいた(0歳女児・中等症)。
(3)  平成18年7月、浴槽の縁に子どもをつかまり立ちをさせていたら、バランスを崩し浴槽内に落ちた(1歳女児・軽症)。
(4)  平成19年4月、子どもと一緒に入浴していた父親が居眠りをしてしまい、気付くと子どもの顔が湯に浸かっていた(1歳男児・軽症)。
(5)  平成19年6月、居間で遊んでいた子どもの姿が見えないため探していたら、浴槽内で浮いていた(1歳男児・重症)。
(6)  平成19年12月、子どもと入浴中、約1分ほど目を離して戻ってみると浴槽に沈んでいた(1歳女児・軽症)。
(7)  平成20年4月、子どもを一人で入浴させ、5分ほど目を離してから様子をみたところ、浴槽内でうつ伏せに浮いていた(5歳女児・重篤)。
 子どもは、わずかな時間でも溺れてしまい
重大な結果に至るおそれが高いことから、
子どもの入浴時は十分に注意しましょう。
注意しましょう


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