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東京消防庁安全・安心情報事業所向けアドバイス>夏期の電力需給対策における自家発電設備の運転に係る火災予防対策等について

1 保安・管理の徹底

(1)

始動前に、必ず点検を実施し、劣化のおそれのある部品は早期に交換する等の適切な整備を行っておください。

(2)

設備の設置場所に係員以外の者をみだりに出入りさせないでください。

(3)

機器の操作にあっては、電気主任技術者、自家用発電設備専門技術者及び危険物取扱者等の監督下で行ってください。

(4)

設備に異常が生じた場合に、安全かつ確実に停止することができる措置を講じておいてください。

(5)

適切な運転管理を図るため、運転監視計画及び整備点検計画を策定するとともに、設備の巡視、点検及び検査に関する保安マニュアルを定める等、保安管理に万全を期してください。

(6)

事故時における連絡体制を再確認するとともに、従業員等への周知を徹底してください。

(7)

実稼働を想定した事前訓練等(切替操作、実負荷試験)を実施し、正常作動を確認してください。

2 系統連系する場合の留意事項

受電用遮断器等により、電力系統と遮断し、連系せずに運転することを原則としていますが、電力系統と連系して運転する場合は、系統連係保護装置を施設するなど、系統連系に係る電気設備の技術基準の要求事項を尊守してください。なお、電力品質確保に係る系統連系技術要件ガイドライン(平成16年10月1日資源エネルギー庁)に基づく電力会社との連系協議事項に留意してください。

3 その他

運転終了後は、点検及び燃料、潤滑油の補充等の整備を行い、自動・手動の切り替え及びスイッチ類、バルブ類は定位に復旧してください。


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