東京消防庁安心・安全救急アドバイス>年末・年始の急性アルコール中毒に注意!飲み過ぎ危険!! 

クリスマス・忘年会・新年会など年末・年始の急性アルコール中毒に注意!

飲みすぎ危険!!


【急性アルコール中毒の傾向】

 次のグラフは過去5年間の急性アルコール中毒による搬送人員の推移を表したものです(東京消防庁管内)。昨年は12,532人でした。

過去5年間の急性アルコール中毒搬送人員の推移

グラフ:過去5年間の急性アルコール中毒搬送人員の推移
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 次のグラフは平成19年中の急性アルコール中毒の搬送人員を月別と曜日別で表したものです。

月別搬送人員

グラフ:月別搬送人員
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曜日別搬送人員

グラフ:曜日別搬送人員
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 クリスマスや忘年会など宴席の多い12月に最も多く搬送されており、また、曜日では週末に多く搬送されています。

 最後のグラフは搬送された方の年代別を表したものです。

年代別搬送人員

グラフ:年代別搬送人員
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 20歳代と30歳代に搬送人員が集中しています。パーティーや忘年会など、グループでの飲酒が多いためと思われます。一緒に飲んでいる周囲の人も節度ある飲酒について注意を払うことが大切です。

 それでは、アルコール中毒にならないように、お酒を楽しく飲むためにどうしたらいいのでしょうか?


注意するべきことは?

次のようなことに注意しましょう。
1   自分の適量を知るとともに、その日の体調にも注意しましょう。
2   短時間のうちに多量の飲酒(一気飲み)は、しないようにしましょう。
3   お酒が飲めない体質の方は、周囲の人に「お酒が飲めない体質である」ことを事前に伝えておきましょう。
4   飲酒の無理強いは、しないようにしましょう。
5   空腹のときは、飲酒しないようにしましょう。
6   周囲の人は酔った人に付き添い、一人にしないようにしましょう。
7   酔った人が吐いた場合、吐いたものがのどにつまらないように注意しましょう。
  イラスト:ビール


万が一のときは?

 過度の飲酒による事故にならないようにすることが第一です!
 しかし、もし身近で事故が起こってしまった場合には・・・

1.  生命に直接関係するような救命手当が優先です。
 心肺蘇生を覚えておきましょう。
2.  十分な呼吸をしていながら、反応がない傷病者は、仰向けにしていると、舌根沈下(あごや舌の筋肉がゆるむと、舌の付け根がのどに落ち込むこと)による気道閉塞がおこることがあります。
 また、飲酒し反応がなくなり嘔吐すると、嘔吐物がのどにつまって窒息する危険性が考えられます。
 回復体位(※)をとらせましょう。
3.  嘔吐したら、のどに吐物を詰まらせないように口の中から吐物をかき出しましょう。
4.  酔いがさめるまで付き添うなどして、目を離さないとともに帰宅途中の事故などを考慮し自宅へ送り届けるなどの措置をとりましょう。

※回復体位

反応はないが普段どおりの息がある場合は、回復体位という姿勢をとらせます。
呼吸が妨げられないようにする体位です。体を横向きにし、頭を反らせて気道確保するととともに、嘔吐しても自然に流れるように口元を床に向けます。
・. 長時間回復体位にするときには、下になった部分が血液の循環が悪くなることにより損傷をきたすことがあるので、約30分おきに反対向きの回復体位を取りましょう。
 
イラスト:回復体位
回 復 体 位


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