第20回地域の防火防災功労賞選考結果のお知らせ
概 要
「地域の防火防災功労賞」は、阪神・淡路大震災から10年目の節目にあたる平成16年6月に、地域防災力の向上を図ることを目的として創設されました。町会・自治会や事業所等の防火防災に関する取組について募集し、表彰することで広く都民に紹介するものです。
今年も町会・自治会や事業所等が主体となった、地震、風水害等の自然災害に関する地域の取組や、地域が実施する住宅防火に関する取組など、70事例の応募があり、令和5年9月19日(火)に第20回地域の防火防災功労賞選考委員会において選考が行われ、各賞が決定いたしましたので、お知らせいたします。
選考委員会
選考委員会の構成
- 梶 秀樹 委員長
- (筑波大学 名誉教授)
- 関澤 愛 委員
- (東京理科大学 教授)
- 池上 三喜子 委員
- (公益財団法人 市民防災研究所 理事)
- 伊村 則子 委員
- (武蔵野大学 教授)
- 山本 豊 委員
- (公益財団法人 東京防災救急協会 副理事長)
- 水野 寿 委員
- (公益財団法人 東京連合防火協会 専務理事)
- 福永 輝繁 委員
- (東京消防庁 防災部長)
審査基準
- 先駆性(創意工夫を凝らした先駆的な取組をしている)
- 継続性(長期間にわたった努力が認められる)
- 適時性(社会環境や住民のニーズの変化を捉えた取組をしている)
- 地域特性の反映度(地域特性に合わせた独特の工夫がある)
- 地域への貢献度(地域の防火防災力の向上に貢献している(可能性を含む))
審査結果
受賞団体一覧のとおり、以下の団体が決定しました。
最優秀賞 | (東京消防庁消防総監賞) | 3団体 |
優秀賞 | (東京消防庁防災部長賞) | 4団体 |
優良賞 | (東京消防庁消防方面本部長賞) | 10団体 |
表彰式
令和6年1月17日(水)に実施されました。
団体名 | 事例名 | 管轄消防署 |
---|---|---|
加賀五四自治会 | 自治会と法人が連携した応急給水・地域防災への取組 | 板橋 |
世田谷区建設団体防災協議会 | 地元の建設産業が地域防災の力になります | 世田谷 |
ルネ門前仲町管理組合災害協力隊 |
大規模マンションにおける災害協力隊の取組 〜災害用トイレ等の資器材導入と継続的な訓練〜 |
深川 |
2 優秀賞(防災部長賞)4団体
団体名 | 事例名 | 管轄消防署 |
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大妻中野中学校・高等学校 | 中高6年間にわたっての総合防災教育及び地域の防火防災行動力向上のために | 中野 |
祖師谷第6自治会 | 首都直下地震における被害想定に向き合った防災力の向上 | 成城 |
東京都立花畑学園 | 特別支援学校における総合防災教育への独自の取り組み | 足立 |
嶺町地区学校防災活動拠点本部・ 都立田園調布高等学校 |
嶺町地区学校防災活動拠点訓練〜防災活動拠点本部に若い力を〜 | 田園調布 |
3 優良賞(方面本部長賞)10団体
団体名 | 事例名 | 管轄消防署 |
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一中地域防災会 武蔵野市立第一中学校 |
地域の防災は地域で守る。〜積極的支援で広がる防災の輪〜 | 武蔵野 |
大田区立大森第六中学校 | コロナ制限下での防災教育の継続と即戦力を目指した防災カリキュラムの構築 | 田園調布 |
大森三丁目連合町会 | 「発災型防火防災訓練」で地域の防災力をステップアップ!! | 大森 |
親和自治会 | もしもは必ず起こる!地域防災力の向上、合言葉は「自助」「共助」! | 北多摩西部 |
ミディオンクラブ(自治会) | 在宅残留を前提とした大規模集合住宅における実践的な総合防災訓練 | 金町 |
緑町自治会 | 「見て・探して・触れる」〜楽しむ防災と昼夜を問わない防火防災訓練〜 | 府中 |
港区立青南小学校 | 全校児童が防災リーダー!他機関と連携した総合防災教育の取組 | 赤坂 |
南台四丁目東町会 | 世代を超えて未来へつなぐ 〜発災対応型「まちかど防災訓練」の取組〜 | 中野 |
日の出町女性消防隊 | 女性の優しさで我が町を守る!女性消防隊の襷を繋いで30年 | 秋川 |
分梅町自治会連合会 | 共助のスクラム!自分たちの街は自分たちで守る!! | 府中 |
※ 各賞の並びについては、団体名の五十音順
過去の地域の防火防災功労賞事例集についてはこちら