東京消防庁公表・報告>東京都における「傷病者の搬送及び受入れに関する実施基準」について 

救急隊による救急搬送先医療機関の分類、リスト及び選定基準

救急搬送先医療機関分類 リスト 選定基準
搬送対象傷病者 選定方法
緊急性区分 救急(告示)医療機関 原則として固定・通年制で、入院治療を必要とする救急患者の医療を担当する医療機関(知事が認定、告示する。) 救急医療機関一覧
(東京都福祉保健局HP内)
主として入院治療を必要とする傷病者で、医療機関で標榜している科目に対応する傷病者 傷病者の症状に適応する最も近くの医療機関を選定する。
東京都指定
二次救急
医療機関
原則として、2科(内科系及び外科系)、3科(内科系、小児科又は産科及び外科系)、又は4科(内科系、産科、小児科及び外科系)の初療及び入院・手術等の専門的な診療を行い、患者の受入れ可能な救急用病床を知事の指定に基づき確保している医療機関 東京都指定二次救急
医療機関一覧

(東京都福祉保健局HP内)
救命救急センター
(三次救急医療機関)
二次救急医療機関では対応できない又は複数の診療科領域にわたる重症、重篤な救急患者に対し、高度な医療を総合的に提供する医療機関 東京都救命救急センター一覧 (Excelファイル)
(東京都福祉保健局HP内)
主として生命の危機を伴う重症、重篤な傷病者 救急現場に最も近い医療機関を選定する。
専門性及び特殊性区分 心臓循環器救急医療機関
(CCUネットワーク)
主に急性心筋梗塞等の冠状動脈疾患の急性危機状態の患者を収容し、厳重な監視モニター下で持続的に管理する部門(Coronary Care Unit)を持つ医療機関 東京都CCUネットワーク
加盟施設一覧

(東京都福祉保健局HP内)
急性心筋梗塞等、早期の専門的治療が必要な心疾患が疑われる傷病者 原則として、直近の医療機関を選定する。
周産期母子医療センター 周産期(妊娠満22週から生後7日未満)を含めた前後の期間に、産科・小児科双方から一貫した総合的かつ高度な医療を提供でき、NICU(新生児集中管理室)を有する医療機関 東京都周産期母子医療センターの一覧
(東京都福祉保健局HP内)
周産期医療(妊娠満22週から生後7日未満までを含めた前後の期間における医療)を必要とする妊産婦及び新生児等の傷病者で、NICUを有する医療機関への搬送が必要と判断される傷病者 原則として、直近の医療機関を選定する。
母体救命対応
総合周産期母子医療センター
(スーパー総合周産期センター)
緊急に母体救命処置が必要な妊産褥婦について、119番通報における救急事故発生場所及び転院搬送における搬送元医療機関の近くの医療機関で対象傷病者を受け入れられない場合に、必ず受け入れることとされている医療機関 母体救命対応
総合周産期母子医療センター
指定医療機関 (pdfファイル)

(東京都福祉保健局HP内)
妊娠初期から産褥(母体が妊娠前の状態にまで回復するまでの期間で、産後約6週から8週までの間)入院期間中までの以下の傷病者
  • (1) 救急隊の観察結果から、母体が重症以上と判断されたもの
  • (2) 転院元医療機関の医師が、緊急に母体救命処置が必要であると判断したもの
直近の救命救急センター等で受け入れられない場合に、当番の医療機関を選定する。
脳卒中急性期医療機関 急性期の脳卒中傷病者を収容する医療機関
  • (1) 脳卒中急性期医療機関A
    脳梗塞の超急性期において適応となる血栓溶解剤 t-PA(組織型プラスミノーゲン・アクチベーター)の治療が可能な医療機関
  • (2) 脳卒中急性期医療機関B
    前記以外の脳卒中急性期医療機関
東京都脳卒中急性期
医療機関リスト

(東京都福祉保健局HP内)
急性期の脳卒中の疑いのある傷病者
  • (1) 発症から24時間以内
  • (2) 発症から24時間を超える場合
  • (1) 脳卒中急性期医療機関Aを選定する。
  • (2) 脳卒中急性期医療機関Bを選定する。ただし、周辺に該当医療機関がない場合は脳卒中急性期医療機関Aを選定する。
熱傷救急医療機関 重症熱傷に対する専門的治療を行うための熱傷ユニット設備を有する医療機関 東京都熱傷救急連絡協議会
参画施設

(東京都福祉保健局HP内)
緊急に熱傷ユニット設備を有する医療機関に入院させ、専門的治療が必要と判断される傷病者 原則として、直近の当番医療機関を選定する。
結核緊急医療機関
(結核緊急医療ネットワーク)
緊急な対応を必要とする結核(疑い)患者が迅速かつ適切に治療を受けられる体制が整備された医療機関 東京都結核緊急医療ネットワーク病院一覧
(東京都福祉保健局HP内)
結核が疑われる傷病者 原則として、直近の医療機関を選定する。
精神科
救急医療機関
精神科
二次救急
医療機関
警察官通報に基づく緊急措置診察等を要しない程度の精神症状を呈する傷病者に対する診療体制及び病床が確保されている医療機関 精神科二次救急指定医療機関一覧
(東京都福祉保健局HP内)
精神疾患が疑われ、救急搬送が必要と判断される傷病者 原則として、かかりつけ医療機関又は「東京都保健医療情報センター(ひまわり)」を通じて精神科救急医療情報センターに選定を依頼する。
救急
身体合併症
医療機関
精神科疾患とともに身体症状への診療が必要な傷病者に対する診療体制及び病床が確保されている医療機関 「精神科救急医療情報センター」において随時調整

※ 島しょ地域における救急搬送先医療機関等

救急搬送先医療機関 選定基準
大島町 大島医療センター 救急搬送の対象となる傷病者は、各島ごとに、左記医療機関に搬送する。
三宅村 三宅村国営健康保険直営中央診療所
八丈町 国民健康保険町立八丈病院


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