東京消防庁計画停電の実施に伴う火災予防対策等について危険物を取り扱う施設に関する事項>(1) 製造所及び一般取扱所の皆様へ 

(1) 製造所及び一般取扱所の皆様へ



ア 保安管理

製造所及び一般取扱所の施設が停電となった場合に生じる事故等を想定し、次の対策を講じてください。

(ア) 停電時の対処方法についての再確認

(イ) 停電時の対応訓練の実施

(ウ) 停電後における施設の復旧手順の確認


イ 自家発電設備の稼働に備えた安全対策

自家発電設備の稼働に備えた関連設備の点検や試運転に際し、次の事項が発生しないことを確認してください。

(ア) 発電設備のサービスタンク及び配管等の変形、損傷、漏油等

(イ) ポンプ設備の漏えい、異音、異常振動、異常発熱

(ウ) 可燃性蒸気の滞留危険のある範囲内での可搬式及び移動式発電機の臨時使用


ウ プラント等における安全対策

停電によって計装制御系統の機能停止、冷却機能の停止に伴う反応制御不能等により、異常反応、異常重合、異常分解等から爆発を誘発し、他の用役施設も停止する危険があること等を踏まえ、制御電源の確保及びプラントの緊急停止方策等に関して、次の事項を再確認してください。

(ア) プラントの緊急停止等に際して、バルブ等はフェイルセーフの構造になっていること。

(イ) 監視上の計器類、反応槽の冷却、高圧コンプレッサーのシール油供給、可燃性蒸気の排出設備等、最低限の安全確保のための非常電力が確保されていること。

(ウ) 危険な暴走反応を引き起こさないための措置が確立されていること。


エ 燃料保管等に係る安全対策

停電した場合に備えて発電機の燃料を保管する場合には、消防法令違反及び保管時の事故を防止するため、次の事項について徹底してください。

(ア) 危険物の仮貯蔵又は仮取扱いには、危険物の規制に関する政令(昭和34年政令第306号)に定める技術上の基準に準じて行うとともに、危険物取扱者の立会いのもとに行ってください。

(イ) 仮貯蔵又は仮取扱いの承認期間の終了後は、速やかに撤去等を行い、法第10条第1項違反を生じないようにしてください。

(ウ) 危険物の許可数量を超えて一時的に保管等をする場合は、事前に品名、数量、指定数量の倍数変更の届出等必要な措置をしてください。

(エ) 燃料を補給する際は、自家発電設備等の完全停止を確認した上で、漏れ、飛散等がないように確実に行ってください。






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