<お知らせ>
プール施設における塩素ガス中毒事故について

主な事故事例

(1) ビルメンテナンス作業員が、プール施設の機械室内において、次亜塩素酸ナトリウム用の100リットルタンク(約70リットル残留)に、誤ってポリ塩化アルミニウム約20リットルを混入させ、塩素ガスが発生したもの。
 (負傷者なし、平成22年6月)

(2) 20歳男性(アルバイト社員)と22歳女性(アルバイト社員)が、学校のプール施設の機械室で清掃作業を行っていた際に、タンクに入っていた次亜塩素酸ナトリウムが減っていたため補充しようとしたところ、誤ってポリ塩化アルミニウムを投入したために発生した塩素ガスを吸い込み受傷したもの。
 (軽症2名 平成22年6月)

(3) 28歳男性教諭がプール施設の機械室で清掃作業を行っていた際に、誤って次亜塩素酸ナトリウムのタンクにプール用の凝集剤のポリ塩化アルミニウムを入れたため、塩素ガスが発生したもの。作業を行っていた教諭から、異臭が発生している旨の報告を受けた教諭4名が現場を確認するために機械室に入ったところ、塩素ガスを吸い込み受傷したもの。
 (軽症5名 平成22年7月)

(4) 24歳男性(アルバイト社員)が、プール施設の機械室内での清掃作業中、次亜塩素酸ナトリウム約10リットルを誤って隣接されているポリ塩化アルミニウムのタンク内に補充してしまったため、塩素ガスが発生し、そのガスを吸い込み受傷したもの。
 (軽症1名 平成22年12月)

○「誤って」、「まちがえて」投入してしまう。
○事故発生時の避難行動が遅れている事例も。


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