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熱中症に注意! 電力需要抑制(節電)と熱中症対策

節電下、熱中症予防にひと工夫

(1) 身体に熱がこもらないようにしましょう。
 薄着になったり、濡れタオルを準備したり、場合によっては霧吹きで身体を湿らせ、気化熱によって体温上昇を防ぐような工夫も必要です。熱せられた地面に打ち水をして、周囲を冷やすのと同様の考え方です。うちわであおぐとさらに効果的!

(2) 食べ物からできる熱中症対策
 バランスのとれた食事ももちろんですが、身体を冷やすような生野菜、十分な栄養をつけられるように、食欲をそそるようなスパイス等を使用した献立など、普段の食事にも目を向けましょう。

(3) 冷却グッズ等事前に準備しておきましょう。
 冷蔵庫で保管できるような冷却グッズ(スカーフ、枕など)を事前に準備しておきましょう。首や脇の下、太ももの付け根など太い血管が走行している場所などにあてたり、巻きつけたりして、効率よく体温管理をしていきましょう。

(4) 節電を過剰に意識することによる熱中症にも注意!
 これまでのデータから、外気温が28度を超えたら特に注意をしなければなりません。28度を超えると、急激に救急搬送人員が増加しています。
 また、継続して同じ部屋に居続けると、気温の上昇に気付きにくくなります。特に高齢者や身体の具合が悪い方は、早めに冷房のスイッチを入れましょう。

(5) できることなら家族が一緒の部屋で団らんしましょう。
 ライフスタイルを考えて、一緒の部屋で団らんの機会を持ちましょう。節電を機に、家族が一緒の部屋で過ごす時間が増えれば、電力の抑制にもつながります。

エアコンの使用どきって?
 環境省が公表している、家庭でできる節電アクションのなかでは、夏の冷房時の室温は28℃を目安にするように示されています。
 一方で、これまでの救急搬送データから、気温28℃を超えたあたりから救急搬送人員が急増し始めるという事実があります。このことから、おおむね室温28℃を目安にエアコン等を活用して室温の上昇を抑えましょう。


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