このページの本文へ移動
飲食店の厨房設備等に係る火災予防対策等の検討結果

東京消防庁管内における火災件数は、全体として減少傾向にあるなかで、近年の飲食店からの火災件数は増加傾向にあり、300件前後で推移しています。

その背景には、調理手法の多様化や調理の効率化及び調理時間の短縮のため、厨房設備等の高火力化や複合化が進んでいることに加え、店舗営業時間が長時間化して昼夜を問わず厨房設備等を使用するためメンテナンス等に要する時間も短くなってきていること、非正規雇用従業員の依存率が高まって調理人等の専門家の取扱いの機会が減少してきていることなどにより、厨房設備等を取り巻く環境の変化が生じてきていることが考えられます。

これらのことから、東京消防庁では、外部有識者を交えた検討部会を発足し、厨房設備等の安全対策並びに附属設備の清掃の容易性を図るため、飲食店の厨房設備等に係る火災予防上の課題を整理し、具体的な指導基準等を策定するための検討を行いました。


報告書は、下記のとおりです。

飲食店の厨房設備等に係る火災予防対策等検討部会報告書(本文)(PDFファイル1,410KB)
問合せ先
予防部予防課火気電気係
03-3212-2111(内線4787)
(平日の午前9時から午後5時まで)