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階段・廊下に物を置かないようにしよう

 

「住宅防火10の心得」〜火災に対する日頃の備えを〜

住宅火災の主な出火原因の上位に、台所の「こんろ」、居室や寝室などでの「たばこ」、「ストーブ」、家の周りなどでの「放火」があげられます。(東京消防庁管内での近年5年の平均)。火災から身を守るためには、火を出さないための日頃の備えと心がけ、そして、いざ火災が起きた時の早期発見や初期消火が大切です。火災に対する日頃の備えを「住宅防火10の心得」により今一度確認し、家族みんなで火災予防に努めましょう。

住宅防火10の心得

つけましたか?住宅用火災警報器(全ての住宅に対し設置は義務です。)

まさかの火事でも、火災警報器で助かる命があります。

火事は決して他人事ではなく、どこのご家庭でも起こりうることです。万が一の時でも、火災警報器があれば、いち早く火災を知らせてくれます。

どこにつければいいの?

住宅内のすべての部屋、台所、階段に設置が必要です。

住宅内のすべての部屋、台所、階段に設置が必要です。

警報器が鳴ったら?

@ 火災の時
消火器で初期消火
・大きな声で知らせましょう
・避難をしましょう
・119番通報をしましょう。可能なら初期消火を。
A 火災ではない時
殺虫剤によるご発報
・火災ではないのに火災警報器が鳴る場合があります。
・警報停止ボタンを押すか、ひき紐を引いて警報器を止めてください。
B 電池切れの時
・電池切れの時には音声などの警告音が鳴ります。
・新しい電池に交換してください。

ご注意ください!

止めて!止めさせて!!子どもの火遊び

幼少年のライターによる火遊びが原因と疑われる火災が全国で頻発し、重大な被害が出ています。家庭、地域社会が協力し、幼少年の火遊びを防ぎましょう。

家庭での火遊び防止策

家庭での火遊び防止対策

  • マッチ、ライターやアイロンなどは子どもの手の届かない場所に保管しましょう。
  • 花火などをする時は、大人が付き添い、必ず消火のための水を用意しましょう。

地域社会での火遊び防止対策

  • 火遊び場所となりやすい空家や無人の倉庫、廃車などは、施錠等を行い防火管理を徹底しましょう
  • 可燃性のゴミなどの管理を徹底し地域で火遊びができない環境をつくりましょう。
  • 子どもたちが火遊びしているところを見たら、その場で注意しやめさせましょう。

エアゾール缶の捨て方をご存知ですか?

志村消防署管内で発生した、スプレー缶の破裂によるゴミ収集車(塵芥車)の火災

中身の残ったカセットボンベ及びエアゾール缶をそのまま捨てたため、清掃車から出火する火災が発生しています。

東京消防庁ではカセットボンベ及びエアゾール缶を廃棄する時は、『中身のガスを使い切り、穴を開けないで捨てる』ことを指導しています。

正しい廃棄方法を覚え、火災を防ぎましょう。

エアゾール缶を捨てるときは

  • エアゾール缶などの中身は、完全に使い切ってから捨てましょう。
  • 区市町村が指定する取り決めに従って廃棄しましょう。

電気の火災に気をつけて

電気火災で最近増えているのがコンセント等プラグ周りの電気火災です。その原因の一つにトラッキング現象と呼ばれるものがあります。

トラッキング現象とは、コンセントとプラグの間にチリやホコリがたまり、そこに湿気が加わると電気回路が形成され、電流が流れ、その抵抗により発熱・発火が起こります。冷蔵庫やテレビ、洗濯機など、長期間差し込んだまま使っている電気製品のプラグは、定期的に清掃しましょう。

また、コード部分をつかんでコンセントプラグの抜き差しを繰り返して行うと、プラグとコードの継ぎ目に負荷がかかり、断線する恐れがあります。

差し込みプラグを抜くときはプラグ本体を持って抜きましょう。

トラッキング現象の実験

タコ足配線

タコ足配線

テーブルタップを使い、いくつもの電気製品を同時に使っていませんか。

この状態をタコ足配線といいます。テーブルタップのコードは、流せる電気の量に制限があります。(通常は12アンペアまたは15アンペア)

それを超えて何台もの器具を使うタコ足配線は、コードが過熱して火災の原因になることがあり危険です。

器具が増えたら、コンセントを増やしてください。

コードのストレス

コードのストレス

配線コードを家具等の下敷きや押付けることにより、コードにストレスが加わってショートしたり、コンセントの内部の接触部が緩み発熱するなど、普段気がつかないところで火災が発生することがあります。

一度電気製品のコードをプラグからたどってみましょう。

防火防災診断

東京消防庁では、高齢者や身体が不自由な方などの「災害時要援護者」世帯を対象として、ご本人の了解を得た上で消防職員が対象者のお宅を戸別に訪問し、火災、地震等の災害や家庭内事故による被害の発生危険について、その改善方法のアドバイスなどを行う「防火防災診断」を実施しています。

防火防災診断は、消防署もしくは消防署と連携する関係機関(地域包括支援センター、民生児童委員等)を通してご本人に診断実施の打診を行うなどの方法により、診断実施に同意された方に対して実施します。

防火防災診断サービスの様子 防火防災診断サービスの様子
消防職員による防火防災診断の様子(一部画像を加工しています。)住居内の危険性について確認を行い、より安心で安全な暮らしのためのアドバイスを行います。防火防災診断一回あたりの所要時間は約30分です。

注意!費用を請求したり、消火器や住宅用火災警報器などの物品、サービス等を販売したりすることは一切ありません。消防職員の訪問を装った悪質な訪問販売等には、十分ご注意ください。消防職員は、実施時には職員証を携行しています。

防火防災診断に関するご相談、ご質問等は、お気軽に消防署にお問合せください。

救急の適正利用にご協力を

本当に必要な時、本当に必要な方へ

救急の出場件数が多くなると、救急車の到着時間が遅れてしまい、救える命が救えなくなる恐れがあります。

緊急性がなく自分で病院に行ける場合は、救急車以外の交通機関等を利用してください。

傷病者の様子や事故の状況などから、急いで病院へ連れて行ったほうが良いと思ったときには、迷わず119番通報をしてください。

携帯電話やパソコンで症状がチェックできる
東京版救急受診ガイド

急な病気やけがで病院に行くか、救急車を呼ぶか迷った場合、パソコン・携帯電話・スマートフォン等で東京消防庁ホームページにアクセスし、利用者自らが緊急性や受信の必要性を確認できるサービスです。

携帯電話・スマートフォンやパソコンから東京消防庁のホームページにアクセスして「東京版救急受診ガイド」をご利用ください。画面に表示される症状に応じて、質問に答えていくと相談結果が緊急度に応じて表示されます。判断に迷った場合は、救急相談センター「#7119」へ電話で相談してください。

緊急性があると思われる場合は、ためらわず救急車「119」をお呼びください。

東京版救急受診ガイドの内容の例
主な症状(19症状)
ためらわず救急車を呼んでほしい症状

救急車、呼ぼうかどうしようか迷ったら・・・・・・
救急相談センター

急な病気やケガをした場合に、「救急車を呼んだほうがいいのかな?」、「今すぐ病院に行ったほうがいいのかな?」など迷った際の相談窓口として、「東京消防庁救急相談センター」を開設しています。

東京消防庁救急相談センターでは、これらの相談に相談医療チーム(医師、看護師、救急隊経験者等の職員)が、24時間年中無休で対応しています。

東京消防庁救急相談センター#7119

短縮番号 #7119
(携帯電話、PHS、プッシュ回線から)

(ダイヤル回線からは) 23区:03−3212−2323 

また、志村消防署では、24時間医療機関案内を行っています。

傷病者の重症度を評価し、結果に応じた搬送体制を提供します
救急搬送トリアージ

東京消防庁では平成19年6月1日から、119番通報を受け出場した救急現場おいて、明らかに緊急性が認められない場合には、救急隊はご自身での医療機関受診(自力受診)をお願いしております。ご本人の同意が得られれば救急隊は直ちに次の緊急出動に備えますので、真に救急車が必要な緊急性の高い傷病者のため、ご理解とご協力をお願いいたします。

なお必要であれば、受診可能な救急医療機関や東京民間救急コールセンター東京消防庁救急相談センターなどをご案内することができます。

救急搬送トリアージ

東京消防庁HP救急情報関連リンク

診療できる病院をご案内
病院?救急車?迷ったら#7119
サポートキャブ

救急車の適正利用にご協力を!!

お祭りの主催者や露店等を開設される方へ

お祭りなどの催事における火災予防について

平成25年8月に発生した京都府福知山市の花火大会火災を契機に、祭礼、縁日、花火大会、展示会その他大勢の人が集合する催しにおける火災予防対策の充実強化を図るため、平成26年8月1日、火災予防条例が改正されました。

@ 消火器を備えましょう

消火器を設置しましょう

大勢の人々が集う催しにおいて火災が発生した場合、迅速な初期消火が極めて重要です!

調理器具や、発電機などの火気使用器具等を使用する際には消火器を備えましょう!

<火気使用器具等とは>

液体燃料・気体燃料・固形燃料を使用する器具又は電気を熱源とする器具のことです。

器具によっては、炎が露出していない場合でも、火気使用器具として該当する場合がありますのでご注意ください。

A 露店等を開設する場合、消防署への事前の届出が必要です!

解説届は最寄りの消防署へ

露店等で火気使用器具等を使用する場合は、3日前までに消防署長に届け出ましょう!(届出用紙はこちら

B火や燃料を扱うときは、こんなところに注意しましょう!

カセットコンロを使用するとき(悪い例)
カセットコンロ上に大きな鍋を乗せている図 2台のカセットコンロ上に鉄板を乗せている図
  • ボンベをおおうような大きな鍋を使用しないでください。
  • 風よけに、段ボール等の燃えるものは使わないでください。
  • カセットコンロを2台以上並べて、その上に調理器具を載せることをしないでください。

AとBはどちらも熱がこもりやすく、カセットボンベが過熱され、破裂する危険性があります

ガソリンを燃料とする発電機を使用するとき
ガソリンの保管等についての図

<ガソリンの保管の仕方>

  • 金属製の携行缶に入れ密栓し、静電気が蓄積しない場所に置きましょう。風通しの良い場所や直接地面に置くのが効果的です。

<ガソリンの補給の仕方>

  • エンジンを停止し、近くに火気や人がいないことを確認してから、携行缶のガス抜きをして、こぼさないように補給しましょう。

ご不明な点は、志村消防署までお問合せください。

【問合せ先】 志村消防署 予防課 防火管理係   TEL 03−5398−0119 (内線520)


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