このページの本文へ移動
東京消防庁世田谷消防署インフォメーション(安全対策情報)収れん火災にご注意を!

安全対策情報

世田谷消防署管内で収れん火災が発生

収れん火災とは

 「収れん」とは「光を一点に集める」という意味の言葉です。
 皆さんも、小学校の理科の実験で虫眼鏡で光を集めて紙を焦がした経験がおありなのではないでしょうか。
 この現象により火災に至ったものを「収れん火災」と呼びます。
  自然エネルギーのひとつとして注目されている太陽光、家庭の電力をまかなうほどのエネルギーを持つ太陽光は「収れん」という現象を起こすことで、火災を発生させる原因にもなります。

 収れんによる火災事例
 火災概要 火災の原因
  部屋に入ると白煙があがっていた。室内を確認するとテーブルの上のティッシュボックスが焼け焦げていた。

  火の気のない場所で発生したこの火災ですが、原因を調べたところ、テーブルに置いていた凹面鏡が、窓から差し込んだ太陽の光を収れんさせたことによるものと分かりました。

収れん火災を引き起こす可能性のあるもの

 ・液体の入ったペットボトル
 ・金魚鉢
 ・凹面鏡
 ・ステンレスボール
 ・水晶玉

  など、日常生活の中に多く存在しているといえます。
  これに、太陽の位置、気象条件、物体の向き、可燃物の位置などの条件がすべて重なった時、意図せずに発生してしまいます。

収れん火災を防ぐには・・・

 収れん火災は可燃物の存在や空気の流れなど条件がそろえば発生し、大きな火災に発展する恐れがあります。収れん火災を発生させないために、建物の周囲にはペットボトルやステンレスボールなどは置かないように注意してください。
 室内では太陽の光が差し込む場所には凹面鏡や、金魚鉢などを置かないようにしましょう。また、長時間外出する場合は必ずカーテンを閉めるようにするなど、太陽の光を直接室内に入れないことが大切です。

 以上の点を参考にして、今一度、ご家庭内を点検していただき、思わぬところでの火災発生の防止に努めてください。