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東京消防庁世田谷消防署インフォメーション(安全対策情報)電子レンジの発煙や発火にご注意を!

安全対策情報

電子レンジの発煙や発火にご注意を!

電子レンジの使い方、ご確認ください。

 電子レンジで食品を温めていたところ、庫内で発火した事案が世田谷消防署管内でも発生しました。
 国民生活センターによると、電子レンジの発煙や発火についての相談が約6年で701件寄せられているといいます。

 食品からの発火による火災事例
 火災概要 電子レンジ取扱い上の問題点  チェックポイント 
 合成樹脂製容器に入れた食材を長時間過熱したことにより出火したもの。
 ●合成樹脂容器は違う食材専用のものだった。
●食品を加熱しすぎた。
● 食材に対応した電子レンジ専用容器を使用する。
● 具体的な加熱方法や時間については、取扱説明書に記載された方法を守る。

電子レンジからの発煙や発火を防ぐために・・・

 【対策1】 まずは庫内の構造を知ろう
  電子レンジは火を使わずに簡単に食品をあたためたり解凍したりできるため大変便利な調理器具で、毎日使っている人も多くなりました。しかし、他の加熱用調理器具とは違い、外部からの熱によって加熱するのではなく、マイクロ波によって直接内部の水分子を振動させ、摩擦熱により加熱することから、使い方に注意しなければならない点があります。

 (食品の破裂)
  電子レンジ加熱特有の現象に食品の破裂があります。電子レンジでの加熱は、食品の内部からあたためられるので膜や殻のある食品では、内部で発生した水蒸気がたまって内圧が高まり破裂することがあります。ゆで卵は電子レンジで加熱しないようにしましょう。

 (飲み物の突沸)
  また、電子レンジは液体が均一に加熱されるため、突沸(急激に沸騰を起こす現象)になりやすいといわれています。電子レンジで飲み物を温めすぎたときなどは、加熱が終了してもすぐに取り出さず、扉を開けないで数分冷ましてから取り出すようにしましょう。

 (食品の発火)
  電子レンジで少量の野菜を加熱すると発火したり焦げたりすることがあります。特にサツマイモやニンニクなどの水分が焦げやすい野菜で起こりやすいようです。少量の野菜を加熱するときは、水を加えてから行うか量を増やして加熱する方がよいでしょう。

 (その他注意すること)
  電子レンジでアルミ箔放送の食料品や金属装飾付きの皿を加熱すると、火花が散ったり金属装飾付近が高温になることがあるので注意が必要です。また、熱に弱いプラスチック容器などを使用すると変形したり穴があいたりする時があります。電子レンジ専用の物を使用しましょう。

 【対策2】 日頃からこまめに手入れをする
  意図せずに付着した汚れや、長年の使用によって蓄積した汚れが思わぬ発火を招くため、日頃からこまめにお手入れをしておきましょう。

 【対策3】 様子をみながら加熱する
  説明書に記載がないときや判断が難しいときは、加熱時間を控えめに設定し、様子を見ながら加熱しましょう。

万が一、発煙・発火が起きたときは・・・

 電子レンジを停止させ、電源プラグを抜いて、扉を開けずに煙や火が収まるのを待ちましょう。
 慌てて扉を開くと酸素が急激に入って炎の勢いが増してしまうこともあるのでご注意ください。


 以上の点を参考にして、今や私たちの生活の中で手軽で身近な調理器具になっている電子レンジを安全に正しく使いましょう。