おふろのフタの上であそんでいるね。よいのかな?
だめだめ、ぜったいにだめだよ。
おふろのフタの上であそんだりすると、フタがおちて、お湯(ゆ)のなかにおちて、しずんでしまうよ!
ひとりでおふろばには、いかないでね。
東京消防庁管内では、令和2年中に5歳未満の子ども19人が医療機関に搬送されています。
また、浴槽での溺水事故は、年間を通じて、いずれの時季にも発生しています。
子どもはわずかな時間でも溺れてしまい、重大な結果に至るおそれが高いことから、子どもの風呂場での行動、入浴には十分に注意しましょう。
こうしたことから、幼児期からの「水に対する安全教育」が必要です。
また、事故発生時の状況が明らかなものでは、「入浴中、保護者等がその場を離れる」が最も多く、次いで「保護者等と一緒にいて溺れる」の順になっています。
保護者等が一緒にいても溺水事故が起きているのです。
これが子どもを溺水事故から守ることにつながります。
大切な子どもたちを、私たち大人が守りましょう!
お風呂場の床(タイル)は、濡れていると滑りやすいので、気を付けましょう。
これは、子どもだけでなく、大人の方にも気を付けていただきたいことです。
滑って転んだりすると、頭をぶつけたりしてケガをしてしまいます。
みなさんの家だけではなく、旅行に行ったときに入るお風呂場でも気を付けましょう。