皆様、ご存じでしょうか。
例年の出火原因第1位は、放火なのです。
平成29年中の火災でも、最も多い出火原因は「放火(疑いを含む)」で、896件でした。
放火火災の全火災件数(4,205件)に占める割合は、依然2割以上を占めています。
放火されないためには、「放火されない、放火させない、また放火されても大事に至らない環境づくり」が重要です。そのためにも、下記の「みんなで築こう放火されないまちづくり」の項目を守りましょう。
1.家のまわりはいつも整理整頓し、段ボールなどの燃えやすいものは置かないようにしましょう。また、共同住宅の廊下、階段などの共用部分には物を置かないようにしましょう。 ※放火されやすい環境を作らないようにしましょう。 | |
2.物置や車庫などは、外部から簡単に進入できないように、必ずカギをかけておきましょう。 ※空き巣防止のためにも重要なことですね。 | |
3.消火器、三角消火バケツや住宅用火災警報器などを備えましょう。 ※自宅の防火対策のためにも重要なことですね。 | |
4.車やオートバイのボディカバーは防炎製品を使いましょう。 ※防炎製品は、万一、火源に接しても燃え広がりにくく、火災の拡大を防止する効果があります。 | |
5.ごみは、決められた日の朝に出しましょう。 ※燃えやすいものを置いておくと、放火魔の思うツボです。 | |
6.家のまわりは、外灯などをつけ、明るくしましょう。 ※放火魔は、留守のときや、暗闇で見つかりにくい場所を狙います。 | |
7.外出するときは、隣人に一声かけていきましょう。 ※普段から隣人とコミュニケーションを図っていると、防火防災対策に役立ちます。また、不審者等から家を守ることにもつながります。 | |
8.地域ぐるみ、まちぐるみで放火防止に取り組みましょう。 ※いざというときは、隣人の方々と協力して防火防災対策に取り組むことが大切です。防火防災に強いまちというのは、地域ぐるみ、まちぐるみで積極的なコミュニケーションが図られています。 |