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東京消防庁臨港消防署地域の安心安全対策エスカレーターの思わぬ事故

エスカレーターの思わぬ事故

エスカレーターにひとりでのっているね。しかも、ベルトにのって、あそんでいるよ。よいのかな?

エスカレーターのベルトに乗って遊ぶ子供

だめだめ!ぜったいにだめだよ。

エスカレーターのベルトにのって、あそんだりすると、大ケガをしてしまうよ。
エスカレーターにのるときは、あるいたり、はしったりしてはいけません。
おとなと手(て)をつないでのりましょう。

重症事故が発生しています!

平成20年4月7日、ショッピングセンター1階の上りエスカレーターで、12歳の女の子が外側からベルトにぶら下がり、手すりと天井部分との間に身体が挟まれないように設けられた保護板にぶつかって墜落するという事故が発生しました。床面からの高さが約5.2mあり、女の子は重症を負いました。 東京消防庁管内では、過去にも類似の重症事故が発生しています。保護者の方は、「ちょっと」の間でも、大変な事故につながることを認識し、子どもから目を離さないように注意してください。また、危険な行動を見かけたら、注意するようにしましょう。

また、エスカレーターを管理される方々は、今回の事故を教訓に、放送や看板などによる注意喚起や、エスカレーター乗り口側面のデッキボードの上に子どもが登れないような措置など、安全対策の強化に努めてください。

エスカレーターのイラスト エスカレーター事故のイラスト

サンダルや長靴が挟まれる事故も!

平成22年7月31日、練馬区内のデパートにおいて、5歳女児が2階から3階への上りエスカレーターの途中で、履いていたビニール樹脂製のサンダルが挟まれる事故が発生しました。 東京消防庁管内では、平成17年4月1日から平成22年7月30日までの間に、12歳以下の子どものエスカレーター利用時におけるサンダルや長靴などの挟まれ事故により、20人が医療機関に救急搬送されています。

子どもたちを守るため、私たち大人が教えてあげましょう!

エスカレーター利用時の注意事項 以上のことを守り、安全にエスカレーターを利用してください。

エレベーターでの事故にも気を付けて!

エレベーターの扉に挟まれそうになる子供

以下のことを、お子様に教えてあげてください。

  1. 乗る時は、お家の人や大人と一緒に乗りましょう。(一人で乗ると、閉じ込められた時に、ボタンに手が届かないこともあるので困ります。)
  2. 扉に挟まれると、ケガをします。扉の開閉時には、身体、服、荷物などが巻き込まれないように、扉から離れて立ちましょう。
  3. 扉が閉まりかけたら、走り込んだりせずに、次に来るエレベーターを待ちましょう。

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