大森水難救助隊は昭和62年12月21日に発足しました。東京消防庁管内に6隊(臨港・日本橋・大森・足立・小岩・調布)しかない内の1隊が、ここ大森消防署に配置されています。
主に東京湾や多摩川、その他大田区近辺の河川における水難救助現場に出場します。
選抜試験を通過し、約1か月間にわたる過酷な研修を乗り越えた者にのみ、、水難救助隊員としての資格が与えられ、さらにその中で選ばれた者だけが水難救助隊員として現場で活動することができます。
水中における活動は、水圧・流速・水温等によりいろいろな物理的・生理的作用を受る危険な環境条件の中で行わなければなりません。そのため、隊員達は日頃から潜水業務に関する基礎知識と技術の向上に努め、隊員個人の技能を高めるため、厳しい訓練に励んでいます。
個人装備品
フローティング担架
(水面で人を乗せても沈まない浮力がある)
サーバイバースリング
(水面から人を引き上げる時に使用する)
水難救助車内の特徴
川・海のヘドロ等で汚れた体を洗うように、シャワー室があります。
車両の後部には、レスキューツール等の救助資器材が収納されています。
A旗ブイ
(国際信号旗で、水中で作業していることを表している)