平成27年9月下旬夕方15時頃、倉戸山から女の湯バス停に向かって下山途中の男性が、道に迷って約70度の急斜面で登ることも降りることもできず、そのまま動けなくなってしまいました。
消防隊は、あづまいバス停から入山して道のない山中を男性の声を頼りに検索していたところ、約11分後、斜面の中腹で男性を発見しました。
上部の樹木に支点をとって、ザイルやエイト環などの資器材を活用し、高低差約70メートル、約70度の斜面を、トラバースラインまで降下しながら救出しました。
その後、約250メートルの距離をフィックス線を4線展張しながら、約1時間かけて男性を救出、下山を完了しました。