特別区の消防団員の職業構成は、事業所に勤務しながら消防団活動に従事している方々がおよそ半数を占めています。仕事と消防団活動を両立させることは、消防団員本人の努力はもとより、雇用する事業所の理解と協力も欠かせません。
消防団活動に従事する社員を奨励・支援する事業所に対し「消防団協力事業所表示証」を交付し、ホームページ等において地域防災に貢献する事業所として広報できるようになっています。勤務する方が消防団員になることは、災害対応力の向上に繋がることが期待できます。
お問合せは最寄りの消防署・消防団本部・各市町村まで
※実施をしていない市町村もあります。
消防団協力事業所からの声
地元の企業として、地域との繋がりを大事にすることをモットーに仕事をしています。
従業員が消防団員ということで、会社の防災対策や従業員への応急手当技術の向上を図っているとともに、火災に出動し、地域の安全を守っている姿はとても誇りに思います。
これからも今まで以上に、消防団へ協力していきたいと思います。
目黒消防団管内 株式会社 緑造園 社長 栗山さん(中央)と消防団員の菊地さん(左)小川さん(右)
消防少年団は、消防の仕事や防災に関心のある小学生から中学生までの少年少女で結成されています。
消防少年団OB
中野消防団 第4分団 団員 渡辺 聡介
私が消防団に興味を持ったきっかけは、小学校の頃の消防少年団でした。消防少年団では、様々な体験を通して普段は気にしないようなことにも目を配れるようになったと思います。18歳になり地域の方から消防団に誘っていただきました。これから地域のことを理解し、地域に寄り添った活動をしていきたいと思います。
消防少年団の入団の方法や活動内容など、詳しくはお近くの消防署へ。