消防団という言葉は知っていても、実際にどんなものなのか、どんなことをしているのか知らないという人もいるのではないでしょうか。
万一の災害に備えて活動する「消防団」は、人と町を守るもっとも身近な存在です。
防災のリーダーである消防団は、地域と密着しています。特に地域の皆さんとのふれあいを大切にした活動は、安心・安全な町づくりの実現に欠かせないものです。消防団員は、本来の仕事や学業・家事などをしながら、火災・風水害・震災時に消防職員とともに災害活動を行います。
団員はその地域に住んでいる住民や、勤務している方々であるからこそ、地域の情報を多く保有していることや短時間に大人数が集まれるなど地域防災に生かせることが多くあります。混乱した災害の場においては、その貴重な情報が生かされます。消防団員は地域の重要なパイプ役を担っているのです。