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東京消防庁 広報とうきょう消防(第24号)

意外と多い?電気火災!

平成28年中の東京消防庁管内の火災件数は3,980件(速報値)でした。電気火災はその4分の1以上です。

注目すべき点として、電気製品やコードなどの電気設備機器が出火原因の火災が、1,033件(速報値)で全火災件数の4分の1以上を占めていて、最近5年間では緩やかな増加傾向にあります。

電気火災の中では、「電気ストーブ(ハロゲンヒータ等を含む)火災」が最も多く、次いで「差込みプラグ火災」「コード火災」が多く発生しています。これからの季節にも起こりうる火災発生原因ですので、それぞれの注意点を確認し、電気火災を防ぎましょう。

電気火災はここに注意

電気ストーブ火災

電気ストーブを点けたまま就寝すると、寝返りの際に掛布団が電気ストーブのガードに接触し、時間の経過とともに過熱され出火することがあります。

注意点

寝るとき、その場を離れる時はスイッチを切る習慣をつけましょう。
電気ストーブの近くに燃えやすい物を置かないようにしましょう。

差込みプラグ火災

コンセントに差込みプラグを差し込んだままにしていると、プラグに埃や湿気が溜まり、微小なスパークを繰り返し出火することがあります。

注意点

差込みプラグは使用時以外はコンセントから抜きましょう。
長時間差したままのプラグ等は、定期的に点検して乾いた布等で清掃しましょう。発熱等の以上がある場合は交換してください。
コード部分ではなくプラグ本体を持って抜くようにしましょう。

コード火災

コードを足で踏むような場所での使用やタンス・ソファなどの重量物でコードを踏みつけたままでの使用は、コード内部が損傷し出火することがあります。

注意点

コードが、家具などの下敷きや押しつけ等で傷ついたりしないように注意しましょう。
コードを束ねたり、ねじれたままの状態で使用したりしないようにしましょう。

詳しくはこちら

STOP!電気火災
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/topics/bouka/data/download_stop_denki.pdf
電気ストーブを安全に使いましょう!
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-yobouka/topics/201610/e_stove/index.html
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