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東京消防庁 広報とうきょう消防(第15号)

住宅火災による死者ゼロへ

今年、高齢者の死者が全体の9割超え

平成26年1月から8月までの東京消防庁管内における住宅火災による死者のうち65歳以上の高齢者の割合が9割以上であり、例年に比べ急激に高くなっています。

高齢者は、火災に気づくのが遅れたり、避難に時間がかかることが多く、被害が大きくなる可能性があります。ご家族や地域を含めた火災に対する備えで、安心・安全な生活へとつなげることが大切です。


ワースト3 1位たばこ

火災事例

一人暮らしの居住者が飲酒した後、ベッドの上で喫煙し、その際にたばこの火種が布団に落下したことに気付かずに就寝してしまい、その後出火しました。

住宅用火災警報器は設置されていませんでした。

【ベッドの布団が燃えた様子】
出火防止ポイント

2位ストーブ

火災事例

洗濯物を室内で乾かすために、石油ストーブ上方のカーテンレールに洗濯ハンガーを吊るしていました。

その後洗濯ハンガーの洗濯物が、石油ストーブに落下し出火しました。

【ストーブの上の洗濯物が燃えた様子】
出火防止ポイント

3位こんろ

火災事例

油を入れたフライパンをガスコンロにかけ、点火したままその場を離れたため出火しました。

火災に気がつき炎が立ち上がっているフライパンに水をかけたところ、炎が急激に拡大しました。

【ガスコンロ周辺の様子】
出火防止ポイント

秋の火災予防運動

平成26年秋の火災予防運動ポスター(千葉雄大さん)


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