「ついててよかった!」という事例が、住宅用火災警報器の普及とともに年々増加しています。 大切な命と財産を守るため、すべての居室、台所、階段に住宅用火災警報器を取り付けましょう。 戸建住宅に住む中学生が2階の居間にいたところ、3階から住宅用火災警報器の警報音が聞こえました。 中学生は3階に上がり、音がする部屋を確認すると、カーテンが燃えているのを発見。すぐに「火事だ!」と叫びました。子供の叫び声を聞いた両親は、風呂場からバケツリレーで水をかけ、炎を消し止めることができました。 |
住宅用火災警報器を「消防署から来た」などと嘘を言って、高額で売りつけるなどの被害が起こっています。住宅用火災警報器を消防職員が売ることはありません。
また、悪質な業者による消火器や漏電火災警報器などの訪問点検等で、高額な料金を請求される事例が多発しています。
足立区の小学校・中学校・高等学校が隣接する地区で、けが人の発生など実際の地震被害を想定した三校合同の防災訓練が行われました。
この訓練は、各学校の連携のもと、西新井消防署をはじめ西新井消防団、災害時支援ボランティアが訓練指導に参加し、平成19年度から実施しています。
参加した高校生たちは、児童に包帯などで応急処置を施し、手を引いたり背負ったりして優しく誘導しました。
高校生のひとりは「手をつなぐと強く握り返してくれて、頼られているなと実感しました。いざという時にも、協力して守ってあげたい。」と語っていました。
地震発生! 机の下に身を隠し、頭や体を守る。 |
高校生とともに指定避難場所へ避難。 |
けがをしていない生徒は、高校のグラウンドへ避難し消火訓練等に参加。 |
高校生が、応急救護訓練で習った包帯法を活かして応急手当を実施。 |
急な病気やケガをした場合に、「今すぐ病院へ行ったほうがいいのかな?」、「救急車を呼んだほうがいいのかな?」など迷ったときの相談窓口として、「東京消防庁救急相談センター」を開設しています。これらの相談に対し医師や看護師、救急隊経験者等の相談医療チームが24時間年中無休で対応しています。「東京消防庁救急相談センター」へのより一層のご理解をいただくため相談事例をご紹介します。
夜間、夫が胸の痛みを訴え、救急車を呼ぶべきか迷って救急相談センターに相談しました。 その結果、緊急性がある状態と判断され、救急相談センターの手配で、すぐに救急車で病院に搬送されたところ、緊急手術となりました。 その後、夫は無事に退院することが出来ました。 |
夜間、子供が発熱し、このくらいの熱で病院に行ってよいものか迷ったので救急相談センターに相談しました。 その結果、救急車の必要はないが、すぐに病院に行った方が良いとアドバイスされ、夜間でも診察可能な病院を教えてもらいました。病院に行って診察を受けて、とても安心しました。 |
緊急性がない場合で、転院搬送、入退院、通院等で交通手段がないときは、東京民間救急コールセンターにお問い合わせください。東京消防庁が認定した患者等搬送事業者(民間救急車)やサポートCab(救命講習を修了している運転手が乗務するタクシー)を案内しています。
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