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東京消防庁北多摩西部消防署安全・安心>季節の事故>台風や集中豪雨に対する事前対策 は万全ですか?

安全・安心

台風や集中豪雨に対する事前対策は万全ですか?

1.台風や集中豪雨による水害の特徴

台風、局地的な大雨や集中豪雨に伴う短期間でまとまって降る強い雨による水害には、次のような特徴があります。

  1. 短期間で危険な状態となる

    水が集まり流れる場所である河川、下水道、用水路等では、短時間に強い雨が降ることや周りから降った雨が流れ込むことで、数分〜数十分で危険な状態になる場合があります。

  2. 離れた場所での雨が影響する場合がある

    河川、渓流、下水管、用水路等では、自分の居る場所で強い雨が降っていなくても、上流等離れた場所で降った雨が流れてくることによって、危険な状態になる場合があります。多摩川のような大きな川でも、40分間で約30cmも水位が上昇した事例があります。

  3. 注意報や警報の発表に至らない雨でも災害が発生する場合がある

    河川、下水管、用水路等では、わずかな雨でも危険になるおそれがあります。このような場所では、大雨や洪水の警報・注意報の発表基準に達しない場合でも災害が発生する恐れがあります。

近年は治水事業が進み、大河川の氾濫は少なくなってはいますが、都市部では周辺地域の開発が進んで保水(遊水)機能が低下していることもあり、水害に占める都市部の被害の割合が増えています。

2.台風や集中豪雨による水害の危険性

台風、局地的な大雨や集中豪雨に伴う短期間でまとまって降る雨による水害には、上記の特徴と、次のような危険性があります。

  1. 側溝や排水溝にゴミが溜まっていると、水が流れなくなり増水する危険性が増加します。普段の清掃について配意が必要です。
  2. 地下室にいる場合は、水圧でドアが開かず脱出出来なくなる恐れや地下に流入する水の勢いで避難できなくなる恐れがありますので、早期に避難する必要があります。
  3. 車が水没して動けなくなった場合、水位がドアの半分の程度に達すると、車のドアが開かなくなり、外に出られなくなる恐れがあります。車が水没するような高架下のアンダーパス等では注意が必要です。
  4. 冠水した道路等では、マンホールの中へ雨水が激しく流入している場合があります。泥水で見えにくい場合、吸い込まれる恐れがあり、注意が必要です。

3.台風や集中豪雨への事前の備え

土のうを準備して、浸水を防ぎましょう
  1. 事前に付近の危険箇所を把握する。
    ※(浸水予想区域図やハザードマップ等の確認)
  2. ベランダや屋上の排水溝の点検(掃除)や土のうを準備する。
  3. 風で飛ばされそうな物は飛ばないよう固定したり、家の中へ格納する。
  4. 最新の情報を収集出来るようにする。
  5. 避難場所や連絡方法などについて事前に家族と話し合う
  6. 非常用品(懐中電灯、携帯用ラジオ、救急薬品、衣類、非常用食料、携帯ボンベ式コンロ、貴重品等)を確認しておく。
  7. 水を確保しておく。

※ハザードマップとは、自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したものです。予測される災害の発生地点や被害の拡大範囲、程度、避難場所などの情報を得ることができます。詳しくは、市のホームページを参照して下さい。

台風や集中豪雨の際には、次のような事案も発生しています。

排水溝の掃除は定期的に!
  1. 屋上の排水溝がつまり、雨漏りにより消防用設備が故障し、誤って感知器が作動した。

    →定期的に排水溝の清掃をしましょう。

  2. 落雷により、自動火災報知設備などの消防用設備が故障した。

    →落雷があった場合には、消防用設備が正常に作動しているか確認しましょう。

  3. 強風により建物周辺の看板に落下危険が発生した。

    →台風など強風が予想される場合には、高所にあるものを屋内に移動したり、看板はしっかりと取り付けられているかなどを事前にチェックしましょう。


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