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東京消防庁北多摩西部消防署安全・安心>日常における事故>カセットコンロの取り扱いに注意

安全・安心

カセットコンロの取り扱いに注意!!

 東京消防庁管内において、カセットこんろによる火災は、過去5年間で132件発生しています。秋季から冬季にかけて、屋外でのバーベキュー、学校の学園祭の模擬店及び室内での鍋料理などでカセットこんろを使用する機会が多くなりますので、カセットこんろの取扱いは十分注意しましょう。

 なお、北多摩西部消防署管内では、平成21年1月に台所のガステーブル付近で、使用済みの殺虫剤のエアゾール缶をガス抜きしようとして、穴を開けた際に、漏れたガスがガステーブルの炎に引火し、火災(ぼや)になった事例がありました。

1 カセットコンロによる火災の発生状況

 ○カセットこんろによる火災は、最近5年間で132件発生し、死者8人、負傷者78人と多くの方が受傷しています。

 ○最近5年間の発生状況を季節ごとにみると、冬季(1月、2月、3月)が51件で最も多く発生し、秋季(9月、10月、11月)にも31件発生しています。

2 出火した場所の状況

最近5年間の出火した場所ごとにみると、屋内と屋外の比率は8対2で、屋内では居室、キッチン等が合わせて7割以上、屋外では公園等、河川敷が合わせて6割以上となっており、鍋料理やバーベキュー場などを行う場所で多く発生しています。

3 出火原因

カセットこんろによる火災は、漏れたガスに引火したものが44件と最も多く発生し、3割以上を占めています。要因としては、カセットこんろの燃料ボンベカバー部に鉄板や鍋が覆いかぶさる状態で使用したため燃料ボンベが破裂したり、燃料ボンベをカセットこんろに正しく装着せずに使用したことなどが挙げられます。

4 火災事例

【事例1】
 この火災は、学校の文化祭の模擬店で、カセットこんろの燃料ボンベ1本が爆発し、付近にいた生徒等15人が負傷したものです。 出火原因は、カセットこんろの燃料ボンベカバー部が鉄板で覆いかぶさる状態で使用したため、鉄板からの放射熱及びカセットこんろの燃焼熱により燃料ボンベが過熱され破裂し漏れたガスに引火したものです。

カセットコンロの設置状況

爆発した模擬店の状況

カセットコンロの破損状況

【事例2】
  この火災は、共同住宅の居室から出火したものです。出火原因は、燃料ボンベを装着する際、燃料ボンベの切り込み部分を容器受けガイドに合わせて正しく取り付けなかったため、接続部から燃料ガスが漏れ、点火した時の火花で引火したものです。

カセットコンロの状況

燃料ボンベの切り込み凹部の状況

5 火災を防ぐポイント

1 燃料ボンベを装着する際は、燃料ボンベの切り込み部分を容器受けガイドに合わせて正しく取り付けましょう。
2 カセットこんろの燃料ボンベのカバー部を覆うように大きな鉄板や鍋などを載せて使用すると、鉄板等からの輻射熱で燃料ボンベが過熱し、内圧が高まり破裂する危険性があるので、取扱い上の注意事項をよく読んで正しく使用しましょう。
3 燃料ボンベを廃棄する場合は、必ず中身を使い切り、各市町村が指定するゴミの分別区分を守って捨てましょう。火の近くで穴開けすると、漏れたガスに引火し火災に至るおそれがあります。



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