近年発生した地震被害では負傷者の3〜5割の方が、屋内における家具類の転倒・落下によって負傷しています。
さらに、東日本大震災を受け実施した調査では、家具類の転倒・落下に加えて、家具類の移動が多く確認されました。 家具類の移動は高い階層になるほど、多く発生する傾向があります。
多摩直下地震(条件:冬の夕方6時 風速8m/秒)が発生した場合、東久留米市では甚大な被害が予想されています。
想定地震 (マグニチュード) |
死者 | 負傷者 | 全壊棟数 | 避難者 |
多摩直下地震 (M7.3) |
46人 | 620人 | 486棟 | 20,125人 |
地震の揺れで家具類や家電製品が、どのような動きをして被害をもたらすかをまとめると次のようになります。
家具の挙動 | 転倒 |
落下 |
移動 |
被害傾向 |
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2〜3月は、多くの市民が自動車教習所を利用し、新しい生活に向けた準備を始めています。 新しい生活をスタートする機会を捉えて、東久留米自動車教習に家具類の転倒・落下・移動防止対策リーフレット配布のご協力をいただいています。 |
東久留米自動車教習所 |
学生、新社会人の方は、新しい部屋で、安心安全な生活をスタートしましょう。 宅地建物取引業協会のご協力を得て、市内46不動産関係事業所に家具類の転倒・落下・移動防止対策リーフレット配布のご協力をいただいています。 |
株式会社サンアイホーム |
家具類の転倒・落下・移動防止対策は、対策器具(L字金具・ネジなど)による固定など一般的な対策だけでなく、家具類のレイアウト上の工夫などで簡単にできる対策もあります。 地震による室内の被害からご自身やご家族、職場における従業員を守るため、今すぐできる対策から始めましょう。 |