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救急救命士を中心に現場に救護所を設定し、災害現場での応急処置を可能とする特殊救急車（スーパーアンビュランス）や資材搬送車、遠距離大量送水装備（スーパーポンパー）などの車両を有し、後方支援を目的とした部隊です。
特殊救急車（スーパーアンビュランス）は、大規模災害で多数の傷病者が発生した場合に災害現場で応急救護所として活用する車両です。左右に2ｍずつ拡張し40㎡の床面積を確保し、8床のベットを設定します。
災害内容で選別した資器材等を積載した大型のコンテナを選択して搬送するため、コンテナ着脱装置を装備しています。コンテナには、デュアルファイター搬送用コンテナ、一般救助用コンテナ、林野火災用コンテナ、平ボディーコンテナ、NBC災害用コンテナ、遠距離大量放水装置ホース用コンテナがあります。
一般のポンプ車では吸水が不能な水源から揚水することが可能です。また、堰堤等の障害など地形的に水利に車両が接近できない場合も、最大水平距離60ｍまで水中ポンプを移動させ、水源に水中ポンプを投入することにより揚水することができます。
150㎜の大口径ホースを積載し、送水車の水中ポンプから最大約2,000ｍまでホース延長が可能です。また、油圧駆動式のホース回収装置を搭載しており、迅速なホース回収作業ができます。
震災時や高速道路上の火災など、水利の少ない災害現場において消防水利として活用する。
容量950リットルの軽油タンクを積載しており、災害現場で消防活動中のポンプ車等が現場を離れることなく給油することが可能です。
災害現場等で使用する各種資器材を搬送する貨物トラックで、それぞれの災害現場に対応する資器材を選択して搬送します。
デュアルファイター ドラゴンは、無線通信により最大100m離れた場所から操作することが可能で、毎分5,000リットルの放水や泡ノズルを装着することにより泡消火液を放射することができます。
デュアルファイター セーバーは、無線通信により最大100m離れた場所から操作することや乗員による操縦が可能で、バケットにより障害物を除去することができます。
