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ボランティア通信

【第11号】
地震を想定した実践的な総合訓練を実施
野方消防ボランティア

野方消防ボランティアは、平成23年6月26日(日)災害時支援ボランティア総合訓練を実施しました。

8時30分、「東京都内に震度6強の地震が発生した」というボランティアメールを訓練開始の合図として、各ボランティアが自宅から野方消防署へ参集を開始しました。

消防署に集まったボランティアは、まず参集受付訓練、チーム編成訓練を実施しました。その後、野方消防署隊からボランティアリーダーに対して出動を要請し、ボランティアリーダーが各班に出動命令をかけました。

火災現場の情報収集 救助活動の情報収集
火災現場の情報収集 救助活動の情報収集

情報収集訓練では、震災時に起こりうる災害現場を想像しやすいように、実際の火災現場の写真などを使った情報収集活動を行いました。

D級可搬ポンプ搬送訓練 D級可搬ポンプ取扱訓練 消火栓からのホース延長
D級可搬ポンプ搬送訓練 D級可搬ポンプ取扱訓練 消火栓からのホース延長

野方消防署から仮想の火災現場までD級可搬ポンプを搬送する訓練、D級可搬ポンプ取扱訓練、放水訓練を連続して行い、さらに消火栓にスタンドパイプを結合して直接放水する訓練を行いました。

救助活動訓練 救護所の状況
救助活動訓練 救護所の状況

感電や落下物の危険のある倒壊家屋現場での救助活動訓練、救出した傷者を担架で救護所まで搬送する訓練を併せて実施しました。

さらに、救護所内では心肺蘇生訓練とAED取扱訓練も実施しました。

ろ過機による飲料水作成訓練 簡易トイレ組立訓練
ろ過機による飲料水作成訓練 簡易トイレ組立訓練

消防署の後方支援活動として、消防署に配置されているろ過機による飲料水作成訓練や簡易トイレ作成訓練を実施しました。震災時における災害時支援ボランティアの活動には、災害対応だけではなく、このような後方支援での活躍も期待されています。

訓練終了後には、東日本大震災の被災地でボランティアとして活動してきた参加者が、被災地の状況や活動状況の発表を行いました。

今回の訓練は、災害時支援ボランティアが震災時にどのような場面に遭遇するかをイメージできる想定づくりに努め、見て、感じて、考えて、行動できる災害時支援ボランティア育成を目的として行われたものです。

D級可搬ポンプの仮想災害現場までの搬送、消火栓蓋の重さと消火栓の放水圧の体感、「(救助活動)→(怪我人の搬送)→(救護所での応急処置)」という一連の流れの経験、後方支援訓練など、実践的な訓練を実施し、参加したボランティアは大きな手ごたえを感じていました。

今後もこのような訓練を重ね、各消防ボランティアが震災対応能力を高めていくことを期待しています。



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