外国人の方を災害から守りたい!
-TFD防災インフォメーション 第9号-
僕は東京消防庁のマスコット「キュータ」です。
この防災インフォメーションは、東京にいらっしゃる外国人の方々に知っていただきたい消防・防災関係情報をお伝えするものです。
今回のコンテンツは、以下の4点です。
① 春の火災予防運動について
3月1日(金)から7日(木)までの一週間は、平成31年春の火災予防運動です。
都民の皆様に防火防災に関する意識や防災行動力を高めていただくことにより、火災の発生を防ぎ、万が一発生した場合にも被害を最小限にとどめ、火災から尊い命と貴重な財産を守ることを目的としています。
各消防署で、地域の皆様と協力して様々な防火防災のイベントを用意しております。防災行動力を磨く絶好の機会です。日程をご確認の上、是非足を運んでみてください。
② 住宅火災を防ぐポイントについて
平成30年中の住宅火災による死者の出火原因で多いのは、「たばこ」26人(38. 8%)、「ストーブ」9人(13. 4%)、「ロウソク」4人(6. 0%)、「こんろ」3人(4. 5%)です。(※数値は速報値です。)
次に、住宅火災を防ぐポイントをご紹介します。
・寝たばこは絶対にやめましょう。
・飲酒→喫煙→うたた寝に注意しましょう。
・吸い殻は水で完全に消火しましょう。
・吸い殻はためずに定期的に捨てましょう。
・万が一に備え、布団カバーやシーツ、枕カバーは防炎製品を使いましょう。
・就寝時や外出時は必ずストーブを消しましょう。
・ストーブのまわりに可燃物を置かないように
しましょう。
・ストーブの近くで洗濯物を乾かさないように
しましょう。
・給油は必ず電源やスイッチを消してから行いましょう。
・ストーブを布団やカーテンの近くに置かないようにしましょう。
・調理中にこんろから離れないようにしましょう。
・こんろの周りに燃えやすい物を置かないようにしましょう。
・安全機能付きのこんろを使用しましょう。
・換気扇やこんろ周りの壁、魚グリル等は定期的に掃除しましょう。
・こんろの上や奥にある調味料等を取るときは、
火を消しましょう。
・こんろの火が鍋等の底からはみ出さないように火力を
調節しましょう。
・調理をするときは、ストールやマフラーは
外しましょう。
・防炎製品のエプロンやアームカバーを使いましょう。
③ 住宅用火災警報器について
東京消防庁管内では、平成16年10月1日から新築の住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられ、既存の住宅には、平成22年4月1日から義務付けられています。
住宅用火災警報器は、全ての居室、台所、階段に設置しましょう。
【住宅用火災警報器・管理のポイント】
・全ての居室、台所、階段に設置しましょう。
・定期的に作動状態の確認、機器本体の清掃をしましょう。
・電池切れのときは、新しい電池に交換しましょう。
・設置から10 年を経過したものは本体の交換を検討しましょう。
(設置時期は、本体に記入した設置年月か、本体に記載してある
製造年で確認できます。)
④ 管轄消防署からのお知らせ
管内に大使館を有する消防署からのお知らせをご紹介します。詳細は、以下のリンクをクリックしてください!
※ すでに実施済みのイベントについては、ご参考としてご覧ください。
ご意見・ご質問は総務課国際業務係まで
TEL 03-3212-2111(内線2588)
E-mail:tfdinfo2@tfd.metro.tokyo.jp