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TFD Multilingual PageLife Safety Information from the Tokyo Fire Department (TFD)>外国人の方を災害から守りたい!-TED防災インフォメーション 第4号-

外国人の方を災害から守りたい!
-TED防災インフォメーション 第4号-

僕は東京消防庁のマスコット「キュータ」です。このメールマガジンは、東京にいらっしゃる外国人の方々に知っていただきたい消防・防災関係情報をお伝えするものです。

今回のコンテンツは、以下の4点です。

東京の消防コーナー
【平成29年上半期の火災状況について】
防災お役立ち情報コーナー
【地震から命を守る家具転対策】
東京消防庁からのお知らせコーナー
【秋の火災予防運動】
管轄消防署からのお知らせコーナー

① 東京の消防コーナー

【2017年上半期の火災状況について】

2017年上半期に東京消防庁管内で火災した火災件数は2,336件で、出火原因の上位5位を見てみると、第1位は「放火(疑い含む)」で504件、第2位は「たばこ」で430件、第3位は「ガステーブル等」で186件、第4位は「電気ストーブ」で64件、第5位は「大型ガスこんろ」で46件となっています。
気温が下がり火を使うことが増える季節に入っていきます。火の取り扱いにはくれぐれもご注意ください!

② 防災お役立ち情報コーナー

【地震から命を守る家具転対策】

「家具転対策(かぐてんたいさく)」とは、地震の揺れでケガ等をしないために、家具や家電などを固定したり、落下防止措置を行う「家具類の転倒・落下・移動防止対策」の略称です。
家具転対策をしていないと、地震の時に家具類が転倒して、ケガや火災、避難障害など様々な危険につながる可能性が高くなります。
近年、発生した地震でケガをした原因を調べると、約3割~5割の人が、倒れた家具の下敷きになるなどの「家具類の転倒・落下・移動によるものでした。
家具転対策にはさまざまな方法があります。
L型金具などを使用し、家具と壁をネジ留めする方法が、最も効果の高い方法ですが、壁に穴を空けられないご家庭などには、ネジ留めが不要な対策器具を組み合わせて固定する方法もあります。例えば、本棚などの場合は、ポール式とストッパー式(もしくはマット式)を組み合わせて設置することでL型金具と同等の効果が得られます。

家具転対策

このほかにも、大きなホームセンターなどには、穴を空けたりすることなく設置し、固定できる器具も多く販売されています。対策を行う家具の形状や重さに合った器具を選び、器具の効果が十分に発揮できるよう、正しく設置することが重要です。

③ 東京消防庁からのお知らせコーナー

【秋の火災予防運動】

  • 11月9日(木)から15日(水)まで秋の火災予防運動が実施されます。
  • 火災予防運動は、皆様の防火防災に関る行動力を高めていただくことによって、火災の発生を防ぎ、万が一発生した場合の被害を最小限にとどめ、火災から命と貴重な財産を守ることを目的としています。
  • 各消防署では様々なイベントを開催するので、皆様もぜひご参加ください!

④ 管轄消防署からのお知らせコーナー

管内に大使館を有する消防署からのお知らせをご紹介します。
詳細は、以下のリンクをクリックしてください!

※ すでに実施済みのイベントについては、ご参考としてご覧ください。

ご意見・ご質問は総務課国際業務係まで

TEL 03-3212-2111(内線2588)
E-mail:tfdinfo2@tfd.metro.tokyo.jp