事故防止のために
(1) 注入口付近や保管容器等に目立つよう大きな文字で薬剤の名称等を表示する。
特に注意を要する事例として下図のようなものがあります。
○薬品自体の容器の色・形が類似
○投入容器の色が類似
<どちらに入れるのか不明確!>
○しっかりと区別すべきものが混同しやすい色である。
灰色を白へ?白を灰色へ?灰色を灰色?
<誤投入の原因となる!>
<対策案>
明確に識別できる色(テープなど)で区別する。
保管場所、注入場所に色を合わせて表示する。
(2) 薬剤等の取扱いは十分な知識がある者、又は、取扱いについて十分に説明を受けた者が行う。また、努めて複数人で作業を行う。
(3) 薬剤等は種類ごとに専用の保管場所で保管する。
(4) 万が一の事故発生時の対応について周知しておく。
事故発生時には、他の部屋への避難、消防機関への通報、空調設備の停止など、各施設の対応マニュアルがあればそれに従う。判断に迷うときは、避難行動を遅らせないように、まず避難等して、速やかに消防機関に通報する。