このページの本文へ移動
東京消防庁  広報テーマ (11月号)
テーマ1 電気ストーブ火災を防ごう
  電気ストーブ火災の実態
  平成30年に発生した電気ストーブの火災事例
  電気ストーブ火災の特徴
  電気ストーブ火災を防ぐポイント
テーマ2 エアゾール缶等による火災・事故をなくそう
  エアゾール缶等に関わる火災及び事故の発生状況
  近年発生したエアゾール缶等に起因する火災・事故事例
  カセットボンベ・エアゾール缶の火災・事故を防ぐために
テーマ3 階段・廊下に物を置かないようにしましょう!

電気ストーブ火災を防ごう

電気ストーブ火災を防ごう

◆電気ストーブ火災の実態

平成30年の東京消防庁管内(治外法権火災及び東京消防庁管轄外からの延焼火災を除く。)の火災件数は3,972件です。このうち電気製品等から出火した電気火災は1,205件(30.3%)で、そのうち最も多いのは、電気ストーブ火災(カーボンヒーター、ハロゲンヒーター及び温風機を含む。)の71件(5.9%)です。電気ストーブ火災のうち亡くなった方は7人で、けがをされた方は35人と、人命にかかわる被害が大きい特徴があります。

これからの季節、電気ストーブを使用する機会が増えます。電気ストーブは見た目は直火(炎)がなく安全そうに思えますが、暖房器具であり、石油ストーブのように高熱を発することに変わりはありません。使用に際しては、燃えやすいものは近くに置かないなど、注意が必要です。

電気ストーブの火災件数の推移
図1 電気ストーブの火災件数の推移
電気ストーブ火災による負傷者の推移
図2 電気ストーブ火災による負傷者の推移
電気ストーブ火災による死者の推移
図3 電気ストーブ火災による死者の推移

■平成30年に発生した電気ストーブの火災事例

事例1

居室内で電気ストーブがロボット掃除機に押されて移動したため、置いてあったソファーに接触し出火した。


事例2

居室内で使用中の電気ストーブの横で洗濯したマットレスを壁に立て掛け乾燥させたまま外出し、マットレスが電気ストーブに倒れ接触し出火した。


事例3

脱衣場を温めるため電気ストーブをつけて放置していたところ、洗濯機の上に置いたタオルが電気ストーブに落下し出火した。居室内の高齢者が負傷した。


事例4

居室内で使用中の電気ストーブに衣類等なんらかの可燃物が接触し出火した。住宅が半焼し、居住者(高齢者)1人が死亡、1人が負傷した。


事例5

居室内で電気ストーブをつけたまま就寝し、掛布団が電気ストーブに接触し、出火した。居住者の高齢者と成人が負傷した。


■電気ストーブ火災の特徴

  • 死者の70%を65歳以上の高齢者が占める。
  • 電気ストーブを点けたまま就寝し、布団等に接触する火災が多い。
  • 電気ストーブ上にあった衣類等が落下し、接触する火災が多い。
  • ぼやでも着衣着火、一酸化炭素中毒により亡くなる方が多い。
写真1 電気ストーブに布団が接触し出火した様子(実験写真)
写真1 電気ストーブに布団が接触し出火した様子
(実験写真)
写真2 電気ストーブがロボット掃除機に押されてソファーに接触した様子(実験写真)
写真2 電気ストーブがロボット掃除機に押されて
ソファーに接触した様子(実験写真)

■電気ストーブ火災を防ぐポイント

  • 外出・寝る前には必ず電源を切る。
  • 燃えやすい物は近くには置かない。
  • ストーブの上に洗濯物を干さない。
  • 電源プラグやコードが傷んでいたら使用しない。
  • 誤ってスイッチが入らないように、使わないときは電源プラグをコンセントから抜く