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東京消防庁 広報テーマ (5月号) テーマ1 子供の事故を防止しよう
  日常生活における事故
  乳幼児の事故発生状況
  乳幼児の事故種別と中等症以上の割合
テーマ2 建物の安全に関する情報を活用しよう
  違反公表制度
  優良防火対象物認定表示制度

子供の事故を防止しよう

タイトル画像:子供の事故を防止しよう

♦日常生活における事故

平成29年中は、136,213人が日常生活の事故で救急搬送されています。 その中でも、5歳以下の子ども(乳幼児)と高齢者の救急搬送人員が多くなっています(図1)。乳幼児は危険に対する認識が乏しく、危険を回避する能力が未熟です。家族など周囲の人が、過去にどのような事故が発生しているかを知り、事前に対策をとることで、重大な事故から子どもを守りましょう。

図1 年齢層(5歳単位)別の救急搬送人員(平成29年中)

図1 年齢層(5歳単位)別の救急搬送人員(平成29年中)

♦乳幼児の事故発生状況

平成25年から平成29年までの5年間に48,396人の乳幼児が救急搬送され、平成29年中は9,642人と前年と比較してやや減少しました。(図2)。
平成29年中の救急搬送人員を年齢別にみると、1歳が最も多く、次いで2歳となっています(図3)。

図2 乳幼児の年別救急搬送人員

図2 乳幼児の年別救急搬送人員

図3 年齢別救急搬送人員(平成29年中)

図3 年齢別救急搬送人員(平成29年中)

♦乳幼児の事故種別と中等症以上の割合

乳幼児に多い事故と入院が必要とされる中等症以上の割合をみると、救急搬送が多いのは“落ちる”事故、“ころぶ”事故となっています。また、中等症以上の割合が高い事故は、“おぼれる”事故が最も多くなっており、次いで“やけど”の事故が多くなっています(図4)。

図4 乳幼児の事故種別と中等症以上の割合(平成29年中)

図4 乳幼児の事故種別と中等症以上の割合(平成29年中)

自宅の浴槽での「おぼれ」

おぼれた場所の第1位は、自宅の浴槽です。

「おぼれ」を防ぐために
○ 乳幼児をお風呂に入れている時、水遊びをさせている時は、決して目を離さないようにしましょう。
○ 子どもだけで浴室に入れないようにしましょう。


こんな事故が起きています!

【事例】目を離した隙に・・・
親が体を洗っており、体を流すために目を離した隙に子どもが40cmの浴槽内で溺水した。(1歳 中等症)

※過去には、ビニールプールや首掛け式浮き輪を浴槽で使用して、保護者が目を離した際に乳幼児がおぼれる事故も発生しています。
自宅での子供事故
「やけど」

味噌汁や熱湯、お茶などの熱い液体でのやけどが多くなっています!

「やけど」

図5 やけどの事故が多かった要因(平成29年中)

「やけど」を防ぐために
○ やけどの恐れのあるものは、子どもの手の届くところに置かないようにしましょう。
○ 子どもを抱いたまま、調理をしないようにしましょう。
○ 熱い食べ物等は、冷ましてから子どもに食べさせましょう。


こんな事故が起きています!

【事例】炊飯器の蒸気で・・・

子どもが炊飯器の蒸気口に手をかざして、やけどした。
(1歳 中等症)

【事例】電子ケトルで・・・

子どもが電子ケトルのコードを引っ張った際に、電子ケトルがテーブルから落ち、
中に入っていた熱湯を被った。
(7か月 中等症)
窓やベランダから「落ちる」

住宅の窓やベランダから落ちる事故が繰り返し起きています!

平成25年から平成29年までの5年間に、5歳以下の子ども105人が、住宅等の窓やベランダからの墜落により医療機関に救急搬送されています。高所からの墜落は、生命に危険を及ぼす可能性が高く、十分注意が必要です

※1階、天窓を除く
年別救急搬送人員

図6 年別救急搬送人員


窓やベランダからの落ちる事故を防ぐために
○窓際やベランダには、子どもが登れるようなものを置かないようにしましょう。

  1. エアコンの室外機、植木鉢などを置く場所にも注意しましょう。
  2. ベランダへの出入口の窓などには、鍵を二重に設ける等の措置を講じましょう。
◆ 窓際では、ソファーや室内用ジャングルジムを足場にしたと推定される事故も発生しています。
◆ 子どもは日々成長し、行動範囲が広がっていきます。昨日上れなかった場所に、今日は上っているかもしれません。


こんな事故が起きています!

【事例1】

自宅マンション5階の居室内にて兄弟で遊んでいたところ、誤って窓から地上部分へ墜落したもの。
(4歳 重篤)

【事例2】

自宅2階で遊んでいたところ、親が目を離した隙にいなくなり、
テレビ後ろの窓から下を確認したところ地上で泣いているのを発見したもの。
(2歳 中等症)
「はさまれ」

子どもの手や足などがはさまれる事故が多発しています。

ものがつまる事故

図7 年齢別のはさまれ事故の原因上位5位(平成29年中)

はさまれによる事故を防ぐために
○ドアの開閉時は子どもがどこにいるか確認しましょう。
○ドアの蝶番側は、指はさみ防止グッズなどでカバーしましょう。
○エレベーターやエスカレーター付近では遊ばせないようにしましょう。


はさまれによる事故を防ぐために

こんな事故が起きています!

【事例】玄関ドアで・・・

玄関ドアを閉めた際、子どもが蝶番側に指をはさみ切断した。
(2歳 中等症)

【事例】エスカレーターで・・・

親と買い物中、目を離した隙にエスカレーター付近で遊んでいて指をはさまれた。
(5歳 中等症)

この他にも、電車の戸袋や自動車のパワーウィンドウ、自転車のスポークなどにはさまれる事故が起きています。

はさまれによる事故を防ぐために2

STOP子供の事故

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